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ジョリパット外壁|ジョリパットとは・塗り壁の外壁塗装のメリットデメリット
ジョリパットとは、アイカ工業が製造販売するデザインやカラーが豊富な塗り壁材です
メンテナンスがしやすく、耐久性が高い外壁ですが、デメリットも確認することも大切です。
ジョリパットのメリット・デメリットを確認し比較検討してみましょう。
- ジョリパットのメンテナンス方法
- ジョリパットがおすすめな人
- おすすめなパターン
なども紹介していくので参考にして下さいね。
ジョリパット塗装とは
ジョリパットとはアイカ工業株式会社が製造・販売している壁面仕上げ用の塗材です。
45年以上の歴史があり、色やデザインが豊富。
機能性にも優れているので人気のある外壁仕上げ材です。
ジョリパットは、現場で水などを使って塗材を壁に塗り広げる「湿式工法」。
職人の手で施工されるので、壁の表面に模様や立体感をもたらすことができます。
180以上のカラーと100以上も種類があり、吹き付け塗装・コテ塗り塗装など工法が多様。
厚塗りにしたり薄い塗膜にしたりなど、自由に調整できるデザイン性の高さを特徴としています。
ジョリパット塗装のメリット・デメリット
ジョリパット塗装のメリット・デメリットを確認しておきましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
豊富なデザイン・バリエーション 親水性があるので汚れを洗い流せる カビや藻の発生を抑える メンテナンスしやすい 低刺激で安全性が高い | 汚れが凸凹に付きやすい 施工に時間がかかる 職人の腕によって仕上がりが異なる 高圧洗浄で剥がれるリスク |
メリットはデザイン性の高さと安全性
豊富なカラーとデザインバリエーションは、ジョリパットのメリットです。
デザインは、
- フラット
- スクラッチ仕上げ
- レンガブロック調
- 石目調
など100種類のパターンがあります。
仕上げ方法は、
- コテ
- 吹き付け
- 型押しローラー
など、同じ素材でもデザインの違いを出すことが可能。
カラーバリエーションも180色から選べるので、色とデザインの組み合わせでオリジナルな空間の演出が楽しめますね。
ホルムアルデヒドの放散量が少なく、健康面での安全性も人気の理由です。
親水性があるので、雨が汚れを洗い流してくれ、メンテナンスしやすい点もジョリパットの良いところです。
デメリットは汚れが付きやすい・施工に時間がかかる
ジョリパットのデメリットとしては、汚れが付きやすいこと、施工に時間がかかることなどがあげられます。
凸凹したデザインが多いので、ホコリや汚れが溜まりやすいのはデメリットです。
すぐに水をかけてブラシでこすれば落ちますが、汚れが溜まりやすいことは理解しておきましょう。
ジョリパットは施工に時間がかかるのも注意点です。
天候によっては工期が延び、費用が高くなる可能性もあります。
職人の腕に仕上がりが左右されるので、施工経験が豊富な業者を選択することが重要です。
ジョリパットの施工は2~3日くらいですが、天候によって工期が延びることもあります。
ジョリパット外壁の施工方法
ジョリパットの外壁の施工方法を紹介します。
DIYでジョリパットを使ってみたい場合は参考にして下さいね。
まずは必要なものをそろえましょう。
- ジョリパット(下塗り材・上塗り材)
- 高圧洗浄機(なければブラシでも可)
- 養生テープ
- マスカー
- コテ
- コテ板
- ローラー
- ハケ
- おたま
- バケツ
- 汚れてもいい服
- ゴム手袋
必要なものを揃えたら、ジョリパットを塗る準備をしていきます。
- 外壁を高圧洗浄で汚れを落とす
- 乾燥させる
- 塗料が付いてはいけないところを養生する
- 下塗りをする
- 乾燥
- ジョリパットと水を混ぜる
- ジョリパットを塗る(中塗り)
- ジョリパットを塗る(上塗り・模様付け)
- 完成!
外壁の汚れを取ったらよく乾燥させることが大切です。
水分が残っていると、時間が経つと膨れたり不具合が起こる可能性があります。
下塗りの後も、しっかり乾燥させる必要があるので、晴れた日に作業することをおすすめします。
ジョリパット外壁のメンテナンス方法
ジョリパットのお手入れは基本的に水洗いです。
力を入れずに柔らかいブラシでこすりましょう。
落ちにくい汚れがあるときは、中性洗剤を薄めたものを付けて軽くこすり洗いをします。
洗剤を使ったときは、外壁に洗剤が残らないように、水で良く洗い流すことが大切です。
汚れが落ちにくくなったり、築年数が経ったら外壁塗装でメンテナンスをしましょう。
ジョリパットの外壁塗装のタイミングの目安は、
- 色褪せ
- 撥水性が落ちた
- 汚れが落ちにくくなった
- 藻・コケ・カビが発生している
- ひび割れができた
などです。
放置しておくと、ジョリパットの凸凹部分が剥がれ落ちることもあります。
修復には高い費用がかかるので、早めに外壁塗装によるメンテナンスをおすすめします。
ジョリパット外壁のメンテナンスについては>>ジョリパットの塗装・塗替えを参考にして下さい。
ジョリパットはこんな方にオススメ!
ジョリパットがおすすめな人を紹介します。
- デザイン性のある外壁にしたい人
- メンテナンスの手間を減らしたい人
- 安全性の高い素材にこだわる人
デザイン性のある外壁にしたい人
壁のデザインにこだわりたい人にはおすすめです。
ジョリパットはカラーとデザインが豊富だからです。
コテ仕上げなど、様々な模様を付けることができます。
職人の腕によって仕上がりが変わるので、経験豊富な塗装業者に依頼するようにしましょう。
メンテナンスの手間を減らしたい人
メンテナンスの手間を省きたい人にも、ジョリパットはおすすめ。
ジョリパットは汚れに強いという特徴があるからです。
親水性が高いので雨で汚れが落ちたり、デッキブラシで水洗いするだけできれいになります。
安全性の高い素材にこだわる人
安全性の高い素材を使いたい人にもおすすめです。
ジョリパットはフォースターを取得している安全性の高い商品だからです。
フォースター(フォー☆☆☆☆)とは、ホルムアルデヒドの放散量が少ない商品のうち最高等級を表すマーク
JIS工業規格により定められている
ホルムアルデヒドは、シックハウスの原因となります。
フォースターの製品を使ってあれば、住宅内での発散量が抑えられるので安心です。
ジョリパット外壁に関するFAQ
ジョリパット外壁に関するFAQを紹介します。
Q.ジョリパットでおすすめのパターンは?
ジョリパットはデザインとカラーが豊富なので、オリジナルな外壁を作れるのが魅力。
おすすめのパターンを5つ紹介します。
- ボーダーパターン
- スクラッチパターン
- ラフパターン
- スプレーパターン
- ローラーパターン
他にもデザインはたくさんあるので、好みのものを選ぶことができます。
ボーダーパターン
洗練されたシンプルモダン。
高級感のある横縞模様なので、和風住宅にも合います。
スクラッチパターン
素朴な表情が人気。
シーンを問わないオールマイティなパターン
ラフパターン
職人の手仕事で生み出される味わい深い造形。
空間にアクセントを生み出すのに最適。
スプレーパターン
普遍性の高い吹き付け仕上げ
フラットでありながら表情豊かな仕上がり。
ローラーパターン
独特の連続文様。
ジョリパットの粘りを活かした重厚感のある仕上がり。
画像引用:アイカ工業ホームページより
Q.ジョリパットの耐用年数は?
ジョリパットの耐用年数は、50年から60年といわれています。
これは、適切なメンテナンスを行った場合の年数です。
環境にもよりますが、施工から10年くらいで劣化が大きくなる前に外壁塗装のメンテナンスが必要です。
劣化を放置して凸凹部分が剥がれ落ちると、修復費用が高くなります。
Q.ジョリパットの施工期間は?
ジョリパットの施工期間は2~3日程度です。
これは、モルタルなどの下地を塗ってから仕上げ塗りをするからです。
一般的なサイディングは一日で完了するのに対し、ジョリパットは2~3日は必要になります。
まとめ
ジョリパット外壁のメリットは、デザイン性の高さと安全性があげられます。
その他にも、メンテナンスのしやすいこともメリットといえます。
カラーやデザインが豊富なので、デザイン性のある外壁にしたい人にはおすすめです。
デメリットとしては汚れが付きやすいこと。
特徴的な凸凹に汚れが入りやすいことは理解しておきましょう。
ジョリパットは施工する職人の腕によって仕上がりが大きく異なります。
過去の実績から経験豊富な業者を選ぶことが大切です。