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外壁洗浄|外壁の掃除・自分で汚れを落とす方法と外壁塗装業者の高圧洗浄費用
自宅の外壁で汚れが目立ってきた
プロに外壁洗浄だけ依頼するといくらくらい?
高圧洗浄機なら高い場所も自分で簡単に掃除できる?
このような悩みをお持ちの方はぜひご一読ください。
この記事では、「外壁洗浄・掃除する方法」について詳しくご紹介していきます。
解説内容
- 自分でできる外壁掃除法
- 外壁洗浄の必要性と効果
- 塗装よりも洗浄が適しているケース
- 外壁洗浄・掃除の注意点
- 業者に依頼するメリットとデメリット
- 業者に依頼する費用相場
自分でできる外壁洗浄方法には、スポンジやブラシなどを使う手洗いと高圧洗浄機を使う2パターンがあります。
家の外壁の汚れ具合や素材によって使い分けるといいでしょう。
ただしオススメするのは、外壁洗浄はプロの専門業者へ依頼することです。
なぜなら、正しい方法で行わないと、かえって外壁を痛めるリスクもあるからです。
外壁洗浄を業者に依頼する場合の費用は、1平方メートルあたりおよそ100円~300円が相場となり、30坪の住宅であれば約30,000万円程度。
加えて、足場や養生代がかかるとなれば、5〜8万円前後かかることになるのが一般的です。
これからご紹介するポイントを参考に、外壁洗浄における必要性や効果、メリット・デメリットなど、ご自身の状況に合った洗浄方法で外壁のお悩みごとを解決させていきましょう。
自分で外壁をきれいにする方法は2つ
一軒家・一戸建ての外壁を洗うのは、業者やプロの専門家に頼まずにできるケースも。
それは、外壁の汚れが一部分だけの場合です。
自分で外壁をきれいにするには、主に以下2つの方法が挙げられます。
家の壁洗浄法 | 適した外壁素材 |
スポンジやブラシで掃除する | サイディング モルタル |
高圧洗浄機で頑固な汚れを落とす | タイル |
ただし、自分で洗浄する際には「注意すべき点」もあるので続けてご紹介していきますね。
①スポンジやブラシで掃除する
自分で行う家の外観・外壁の清掃では、まず柔らかい素材のスポンジやブラシで掃除するのがおすすめ。
これは、強く擦ることで壁の素材を傷める可能性を避けるためです。
例えば、
- サイディング
- モルタル
などの素材を使っている外壁磨きでは、他の外壁と比較して塗装が剥がれやすかったり割れやすいケースに該当します。
そのため、サイディングやモルタルの外壁には、柔らかい素材でやさしく汚れを落とすようにする必要があります。
また、水圧も弱くするなど、やさしく水洗いするようにしましょう。
準備するもの
- スポンジ(ブラシ)
- バケツ
- ホース
- マスク
- ゴム手袋
- 洗浄剤
- 雑巾
洗浄剤はホームセンターなどで「外壁用洗剤」と表記あるものを用意しましょう。
また外壁洗剤の代用として中性洗剤を使うこともできます。
>>外壁汚れ落としでは人気でオススメの外壁洗浄剤や掃除道具をご紹介しています。
手順
- ホースの水流で埃を洗い流す
- 1で落ちなかった汚れをスポンジなどで洗う
- 苔などの汚れには洗浄剤をぬるま湯で薄めてスポンジにつけて洗う
- 落ちない場合は専用洗浄剤をつけ置いてから洗い流す
②高圧洗浄機で頑固な汚れを落とす
ケルヒャーなどで一般的に知られている高圧洗浄機はホームセンターなどでも手軽に購入できます。
高圧洗浄機は、スポンジやブラシで落とせない汚れに使用します。
ただし、前述のような衝撃に弱い素材には適していません。
例えば、
- タイル外壁
などの、耐久・耐水性が高く丈夫な素材の広範囲な外壁洗浄にオススメです。
準備するもの
- 高圧洗浄機
- ホース
- コンセント
- レインコート
- マスク
- ゴム手袋
- 養生シート、テープ
手順
- 養生(飛散保護)をする
- 水道栓を締めたままホースと本体を接続
- 電源プラグをコンセントに差し込む
- 水道栓を開け高圧洗浄機の電源スイッチON
- 外壁から20〜30センチ程ノズルを離してトリガーガンを握り水を噴射
- 上から下へ向かって汚れを洗い流すよう動かす
やり方はあくまで一般的な高圧洗浄機の使い方となるため、詳しくはお使いになる機種の説明書をご確認ください。
高圧洗浄機の種類
高圧洗浄機には以下の種類に分けられ、それぞれの特徴があります。
使用場所や使用頻度などにより、選ぶのに重視すべきポイントが異なります。
インダクションモーター | ユニバーサルモーター | ガソリンエンジン | |
静音性 | ◯ | △ | × |
耐久性 | ◯ | △ | ◎ |
重量 | ◯ | ◎ | △ |
電源 | 50Hz(東日本) or 60Hz(西日本) | 50Hz (東日本) 60Hz (西日本) 共用 | ー (ガソリン) |
インダクションモーターは、およそ5年の耐久性で静音性・耐久性共に優れたバランスが特徴。
ユニバーサルモーターは、およそ1〜3年の耐久性で、軽量タイプのため持ち運びが簡単。
ガソリンエンジンは、電源不要で使用可能、パワーと耐久性を併せ持ちます。
>>外壁洗浄だけ|外壁の高圧洗浄では、高圧洗浄だけのメンテナンス方法について詳しく解説しています。
外壁洗浄の必要性と効果
外壁を長く維持させるためには、外壁洗浄の必要性とその効果についてもよく知っておくことが重要です。
外壁洗浄には、美観の維持や建物の寿命延長、健康リスクの軽減など多くのメリットがあるからです。
定期的なメンテナンスとして取り入れることで、建物を美しく保つだけでなく、長期的な維持管理コストを削減することができます。
外壁洗浄の必要性
- 美観の維持
- 建物の寿命延長
- 健康リスクの軽減
- 塗装やリフォームの前処理
定期的に外壁洗浄することは、心地よい住まいを維持するためには必要不可欠です。
外壁汚れを放置すると建物寿命を縮める原因になるからです。
汚れや古い塗膜を取り除くことで、仕上がりが美しく、耐久性も向上します。
外壁に付着する汚れ
- ホコリ
- 排気ガス
- 花粉
- 黄砂
- カビ
- コケ
- 藻
外壁洗浄を行うことで、これらの有害物質を除去し、外壁材の劣化を防ぐことができます。
外壁洗浄の効果
- 美観回復
- 健康的な環境の維持
- 塗装の効果向上
- コストの削減
外壁材は塗料でコーティングされているため、多少の汚れは雨で洗い流してくれる性能によって守られています。
ただ、その塗膜は太陽光や雨・風に日々さらされていることで徐々に効果をなくしていくので、定期的な洗浄メンテナンスが必要。
外壁に付着した汚れや有機物は、外壁材を侵食する原因となるからです。
外壁洗浄することでこれらの侵食を防ぎ、建物の保護効果が得られ、塗料の密着度も高まり性能を長持ちさせます。
また、カビやコケ、藻などを除去することで健康的な生活環境を維持でき、アレルギーや呼吸器疾患の予防にもつながります。
定期的な外壁洗浄は、外壁材の劣化を防ぎ、大規模な修繕や塗り替えの頻度を減らすことができます。
塗装よりも洗浄が適しているケース
外壁塗装よりも外壁洗浄をした方が適切とされているケースをご紹介します。
主に以下に該当する場合です。
外壁洗浄が適切とされているケース
- 難付着サイディングを使用
- サイディングの直貼り工法
- 塗装以外のメンテナンスが必要な外壁材を使用
難付着サイディングを使用
難付着サイディングは、塗装できないわけではありませんが、洗浄によるメンテナンスで維持することが推奨されています。
それは、施工して10年経過後でも汚れが付きにくく、キレイな外観を維持することができる特性から。
塗装時期を慎重に検討する必要がある外壁材です。
サイディングの直貼り工法
サイディングの施工方法には「直貼り」と「通気工法」の2つがあります。
近年の住宅はほとんどが、通気工法で貼り付けられています。
このような直貼り工法に外壁塗装を行うと、塗膜の膨れや剥がれを起こす可能性が高まる点からオススメしません。
塗装以外のメンテナンスが必要な外壁材を使用
外壁材のほとんどは「塗装」によるメンテナンスを行いますが、中には塗装以外のメンテナンスが適切な外壁材もあります。
このような場合は、工務店や建材メーカーに、適切なメンテナンス方法を確認してから行うようにましょう。
外壁洗浄・掃除を自分でする際の注意点
自分で外壁洗浄する際の注意点は、主に以下の内容です。
注意点
- 高圧洗浄機の騒音・水の飛散
- 研磨剤やクレンザーは使用しない
- 外壁の塗膜が劣化している場合
- 高所の汚れが目立つ場合
高圧洗浄機の騒音・水の飛散
高圧洗浄機を使用する場合には、騒音や水の飛散に注意が必要です。
それは、近隣とのトラブルが懸念されるためです。
高圧洗浄では水が勢いよく出るため、養生しても隣の家に汚れを含んだ水が飛散したり、自分の家の窓の隙間から浸水するなどの可能性も考えられます。
また、音も機材によって大きさが異なるため、洗浄する時間帯や、静音性が高い機材を選ぶなどの配慮も求められます。
そのため、ご近所への事前挨拶や声かけなども適切に対応しておく必要があるでしょう。
研磨剤やクレンザーは使用しない
研磨剤やクレンザーは使用しないようにしましょう。
それは、塗装の剥がれや傷がつく原因になりやすいためです。
特に、サイディングやモルタルの素材を使った外壁は、強く擦らないよう注意が必要です。
外壁の素材や状態に適した洗浄剤を使用することがとても重要。
判断がつきにくい場合や、不安であれば業者に見てもらいましょう。
外壁の塗膜が劣化している場合
外壁の塗膜が劣化している場合、高圧洗浄は避けましょう。
理由は、チョーキング現象により「洗浄痕」が目立ってしまう可能性があるためです。
経年などによる塗膜劣化の状況下で高圧洗浄をかけると、壁面上にはっきりと洗浄した痕・形跡が浮かび上がってしまい、かえって外観を損ねる可能性も。
場合によっては、掃除ではなく、専門業者による塗装が必要となるケースもあるでしょう。
その際にはぜひ、プロに相談を。
高所の汚れが目立つ場合
高所の汚れを洗浄する際は、転落事故などがおこらないよう安全面にも注意が必要です。
自分でやる場合には「足場なし」で 二階などの届かない高所を洗浄作業することになり、はしごや脚立では風向きで不安定になる可能性も考えられるからです。
高所専用の伸びるブラシやモップでも届きにくいケースが多々あるでしょう。
こういった場合にはあまり無理をせず、業者へ依頼するのが賢明な判断です。
東京・埼玉など関東周辺でお探しの方は、
外壁洗浄専門店クリリーンをご利用ください。
外壁クリーニングは業者に依頼するのがオススメ
これまでの解説を踏まえると、結論として「外壁洗浄・掃除はプロの専門業者に依頼する」ことをオススメします。
なぜなら、外壁の素材・塗装の状態に合った正しい方法を行わないと、吹き付けや塗り壁などの外装を痛めてしまうリスクもあるからです。
また、せっかく洗浄してもカビや苔の根が除去しきれずに残ったまま、すぐに汚れが復活してしまう事象も挙げられます。
そういった注意点において、個人ではなかなか判断が難しいでしょう。
業者へ依頼するにあたってメリットとデメリットはどういったことが考えられるのか、また具体的にどれくらいの費用がかかるのかを見ていきます。
メリットとデメリット
メリット | デメリット |
ラクして時短 キレイな仕上がり 壁を傷つける心配なし 高所もお任せ | 費用がかかる 日数がかかる |
外壁洗浄をプロの専門業者へ依頼する「メリット・デメリット」を比較すると、上記の内容となります。
メリット
メリットは、自分で外壁洗浄する際のデメリットが全て解消される点です。
当然ながら、専門的知識と経験豊富なプロの施す仕上がりは、見た目の美しさだけでなく、外壁が傷む心配もありません。
また、自分で苦労してやるよりも、プロの技でキレイを持続できる効果も。
それは、外壁の素材・場所・汚れの特徴に適した正しい洗浄方法で掃除してくれるからです。
デメリット
一方デメリットは、その分費用と日数がかかってしまう点でしょう。
肝心な費用面では、掃除の方法、家の構造、範囲によって、数万円〜数十万円するのが一般的でしょう。
また、2階・3階と高所になると足場の組み立てに必要な日数が掛かってきます。
そのため、必要となる費用・期間を確認して、確保しておかなければなりません。
料金の相場
外壁洗浄を業者に依頼する費用は、1平方メートルあたりおよそ100円〜300円が洗浄料金の相場とされています。
一般的な戸建住宅で多い30坪であれば約30,000万円程度といった計算になります。
さらに、足場や養生が必要となると以下の料金が加わってくることに。
費用の種類 | 単価 |
高圧洗浄 | 100〜300円/㎡ |
バイオ洗浄 | 500〜800円/㎡ |
足場設置 | 600~1,000円/㎡ |
養生 | 300~500円/㎡ |
このような相場を念頭に、いくつかの業者で相見積もりを取って決めるのもいいでしょう。
数社の見積もり内容を比較検討することで、打診されている内容や価格が妥当であるか判断しやすくなります。
外壁洗浄は劣化を防ぐために必要なメンテナンス
定期的な外壁洗浄・掃除は、外観のキレイさを保つだけでなく、建物の劣化を防ぐ効果があり、外壁塗装よりも費用を抑えることができるメンテナンス方法です。
塗装費用の相場は>>外壁高圧洗浄と塗装で洗浄費用と比較しながらご紹介しています。
低圧洗浄+薬剤での外壁洗浄を行うクリリーンは、防カビ・防苔剤でやさしくしっかり除菌洗浄。
プロの技で満足のいく仕上がりを実感してみてください。
まとめ
今回は、住宅外壁洗浄について解説しました。
外壁の洗浄や掃除は自分ですることも可能ですが、外壁の素材・塗装の状態などによってはかえって外装を痛めてしまうというリスクもあり、注意して行う必要があります。
そのため、大切な家だからこそ、外壁洗浄専門店に依頼する方が安心といえるでしょう。
外観をキレイに保つだけでなく、建物の寿命を延ばすためにも大切な役割を果たしてくれる外壁洗浄。
定期的な正しいメンテナンスをオススメします。