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外壁洗浄だけでいい?高圧洗浄で外壁の汚れを洗う・屋根や外壁塗装洗浄の相場
外壁は高圧洗浄だけでもキレイにできる?
外壁クリーニング業者に依頼すべき?
外壁クリーニングの料金相場は?
このような悩みをお持ちの方へ。
この記事では、「外壁の高圧洗浄」について詳しくご紹介していきます。
解説内容
- 外壁は洗浄だけでもOK・NGな場合
- 屋根・外壁塗装洗浄の相場
- 足場なしでもOK
- 高圧洗浄の注意点
- 低圧洗浄がオススメな理由
結論、外壁は洗浄だけでもキレイにできます。
劣化がない外壁は塗装の塗り替えをしなくても問題ない場合もあるためです。
また、外壁洗浄にセットでついてくる足場設置。
これには時間と費用がかかるため、できれば「なし」でお願いしたいという方も多くいます。
足場なしの作業は建物の構造や業者によって対応が可能なケースも。
他にも高圧洗浄だけでは良くないケースや、費用の目安、注意点について詳しく見ていきましょう。
外壁は洗浄だけでもキレイにできる
外壁のメンテナンスにおいて、洗浄だけでキレイになるケースもあるのは事実。
例えば、新築で初めてメンテナンスを行うケースなど、外壁に痛みや劣化があまり見られない場合には、外壁のクリーニングのみでも十分となります。
洗浄だけで落とせる外壁汚れ
- 緑のコケ汚れ
- 黒い水アカ汚れ
- 白っぽい粉汚れ(チョーキング)
高圧洗浄とは、洗い流すというよりかは、外壁・屋根の表面を削ぎ取るような強い洗浄方法。
それゆえ、次にご紹介する場合においては、洗浄だけでは劣化を早めてしまう原因にもなりかねないため注意が必要です。
洗浄だけではNGなケース
以下の状態に該当する外壁では、「洗浄だけ」のメンテナンスをオススメできません。
NGなケース
- 経年劣化が激しい外壁
- チョーキング現象の進行
- 塗膜の剥がれ
- 下地の損傷
理由は、高圧洗浄をすると汚れと同時に塗膜や下地まで剥がれる可能性があるから。
経年劣化が激しい外壁だと、防水機能や撥水機能が消滅した状態となり、その部分に雨水などが当たることでかえってコケ・カビの発生を誘発することに。
この場合は劣化の進行具合によって、
「塗装の塗り替え」
「壁材の張り替え工事」
などが必要となってきます。
屋根・外壁塗装洗浄の相場
外壁塗装と屋根塗装の洗浄を業者へ依頼する場合の費用相場は、目安・参考としてそれぞれ次のとおりです。
費用の種類 | 単価 |
高圧洗浄 | 100〜300円/㎡ |
バイオ洗浄 | 500〜800円/㎡ |
足場設置 | 600~1,000円/㎡ |
養生 | 300~500円/㎡ |
※独自調査による
>>外壁汚れ落としでは、外壁洗浄を自分でする方法や外壁掃除にオススメのホームセンターで人気の洗剤・ブラシをご紹介しています。
足場なしでも外壁洗浄は可能
外壁洗浄では「足場なし」でも可能なケースがあります。
足場設置なしの施工方法
- 伸縮バー
- ハシゴ作業
- ロープ作業
通常の外壁洗浄で組まれることの多い足場。
足場を組むとなれば、費用と時間がかかってしまいます。
費用相場 | 600~1,000円/㎡ |
設置期間の目安 | 1~2日 |
費用や時間をできるだけカットしたい!という要望に応じて「無足場工法」などを採用している業者も中にはあるため、問い合わせ時に確認してみるといいでしょう。
高圧洗浄を業者に依頼するときの注意点
外壁の高圧洗浄を業者に依頼する際に注意したいポイントを3つご紹介します。
外壁高圧洗浄の注意点
- 相見積もりする
- 見積もり内容を項目ごとにチェックする
- 近隣住民への挨拶
- 汚れを除去しきれないケースがある
外壁の高圧洗浄を自分でやりたいという場合には、
>>外壁クリーニング料金でセルフクリーニングの注意点を解説しています。
相見積もりする
外壁の高圧洗浄を業者に依頼する際の注意点1つ目は、相見積もり(あいみつもり)です。
それは、優良業者を選ぶために必要な手順と言えるからです。
例えば、3社ほどに依頼することで、費用相場の適性が把握できたり、本当に必要な作業工程かが判断できるようになります。
また、業者・スタッフの方々が丁寧で迅速に対応してくれるかも比較検討できるので、失敗しないための重要なポイント。
見積もり内容を項目ごとにチェックする
注意点2つ目は、見積もり内容を項目ごとにチェックすることです。
それは、きちんと作業内容や項目ごとの料金が明確であるかを確認しておくことで、後になってトラブルなどを招かないようにするため。
業者によっては、見積書の内容がざっくりし過ぎているケースも少なくありません。
後で困らないように、明瞭な見積書を提示してもらうようにしましょう。
工事完了後のトラブルを回避には欠かせないポイントとなります。
工事の見積書の見方について詳しくは、
>>外壁塗装の見積書例を参考にご覧ください。
近隣住民への挨拶
注意点3つ目は、近隣住民への挨拶を済ませておく必要があります。
高圧洗浄をする場合、しっかりと養生できていても、周辺の住宅に汚水が飛散してしまう可能性があるからです。
優良業社の場合、この点はしっかりと徹底指導されている部分。
施工業社の担当者が訪問する場合と、施工主も同行するケースなどさまざま。
今後の良好な関係を保つために、業者への事前確認をとっておきましょう。
近隣挨拶については、
>>工事挨拶・近隣で解説しています。
汚れを除去しきれないケースがある
注意点4つ目は、汚れを除去しきれないケースがあることです。
プロに頼んだのにも関わらず、汚れが完全にとれていないといったケースもあるでしょう。
それは、高圧洗浄では傷つけてしまう汚れもあるからです。
外壁に使用している壁材の耐久性は様々です。
その場合、業者から高圧洗浄以外の方法を提案されたり、対応できないと告げられることも。
対策としては、汚れの種類や洗浄方法など、施工内容についてきちんと確認し、施工主と業者側で共通認識を持つようにすることです。
低圧洗浄がオススメな理由
外壁洗浄には「低圧洗浄」がオススメです。
現在、外壁クリーニングで主流となっている高圧洗浄だと、外壁によっては水圧で傷つく可能性などの注意点をご紹介しました。
低圧洗浄では、薬剤を使用して
- 根深い汚れ
- コケ
- カビ
などを分解・剥離して、外壁への負担をかけることなく新築時の外観に蘇ります。
水圧耐久の低い外壁素材や、経年劣化でもろくなった傷みやすい外壁にはオススメの洗浄方法。
クリリーンの特徴
- 低圧洗浄+薬剤で傷つける心配なし
- 外壁洗浄緑コケ、黒ずみ、カビを除菌洗浄液 & 効果継続
- 安心の第3者機関による損害保証加入済み
まとめ
今回は「外壁の高圧洗浄」についてご紹介しました。
外壁洗浄だけでもメンテナンスとして十分に効果を発揮できるケース、劣化が進んでしまい洗浄だけでは対応できないケースなど、外壁の状態に合わせて方法を変えることがポイント。
また、外壁洗浄を依頼する上で、足場なしで対応できる業者や、バイオ洗浄などで特殊な汚れをキレイにできる業者など、業者選びも仕上がりや費用に大きく影響してきます。
今回ご紹介した注意点を参考に、悔いのない外壁洗浄を行えますように。