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外壁塗装を黒系に|軒天黒のデメリットや家の外壁を黒にした後悔・新築失敗談
外壁塗装を黒系にしたい
黒に塗装するデメリットはある?
家を黒にするのは風水的に悪いの?
このように家の黒い外壁塗装を検討中の方に向けて、「外壁や軒天、屋根などの外装を黒にするデメリット」について詳しくご紹介していきます。
解説内容
- 外壁塗装黒のメリット・デメリット
- 後悔・新築失敗談
- 風水効果
- 失敗しないためのポイント
- 黒系の外壁塗装に関するFAQ
外壁や軒天、屋根などの外装を黒にするデメリットは、景観トラブルの可能性や劣化しやすい点が挙げられています。
理由は、光を吸収しやすいなど「黒色」の特性からです。
黒い外壁は、都会的で格調高いイメージがある一方、暗い・重たいと言ったネガティブイメージも持ち合わせます。
結論
ただし、これからご紹介する対処法やポイントを参考にしてもらえれば、
失敗を未然に防ぐことができて納得のいく仕上がりに満足できるでしょう!
一言で「黒」と言っても、外壁のカラーバリエーションやパターンは豊富に存在しています。
色のトーンや組み合わせを調整したり、工夫して選ぶことでデメリットは解決できるということを知ってもらえるよう解説していきます。
新築やリフォーム、塗り替えなどで、外壁を黒にした際の失敗談やデメリットもご紹介しますので、ぜひご一読ください。
外壁・軒天を黒にするメリット・デメリット
外壁や軒天、屋根などの外装を真っ黒にする・デメリットは以下の内容です。
メリット | デメリット |
デザイン性が高い 退色しにくい 黒ずみ汚れが目立ちにくい | 景観トラブルになることもある 熱・紫外線を吸収しやすい 白っぽい汚れが目立つ |
ただし、デメリットとして挙げられる「景観トラブル」は、家を建てる場所によるものです。
紫外線の吸収や白っぽい汚れに関しても、さほど気にするほどの欠点とも言えません。
なぜなら、、、
失敗を未然に防いで納得のいく仕上がりにしていきましょう。
メリット
外壁や軒天、屋根などの外装を黒にするメリットは、
- デザイン性が高い
- 退色しにくい
- 黒ずみ汚れが目立ちにくい
と言った点です。
特に外装の軒天は湿気がたまりやすい場所で、苔やカビの温床となり、雨垂れによって黒ずみが目立ってきます。
そのような発生しやすい暗い色の汚れが、目立ちにくいという点はメリットと言えるでしょう。
また、黒系のダークなサイディングや塗り壁はオシャレでスタイリッシュな印象を与え、色褪せしにくい点は、外観を保つうえで最大の利点です。
デメリット
外装を黒にするデメリットは、
- 景観トラブルになることもある
- 熱・紫外線を吸収しやすい
- 白っぽい汚れが目立つ
と言った点です。
景観トラブルというのは、近隣住民から景観・眺望を損ねることについて不満を抱かれてしまうケースです。
それは、黒色の特性から、敷地の間隔が狭いほど不満が生じる可能性が考えられます。
光が当たらなくなった
また、黒系の色は紫外線を吸収しやすいということから、劣化スピードが早まる可能性も含まれます。
次に、外壁を黒くした失敗事例を参考に、具体的な対処法を知っておきましょう!
後悔しない外壁塗装をしたい方は要チェックです。
家の外壁を黒にした後悔・新築失敗談
新築や壁の塗り替えで外壁を黒にした場合、何に失敗や後悔を感じているのか。
ここでは、よく聞く事例とその対処法をあわせてご紹介します。
失敗・後悔の事例
- 白っぽい汚れやキズが目立つ
- 熱や紫外線を吸収しやすい
- 隣人からの不平不満
白っぽい汚れやキズが目立つ
よく聞く失敗・後悔事例1つ目は、鳥のフン・砂埃のような白っぽい汚れやキズがつくと目立ちやすいという点です。
なぜなら、黒と白はお互いを引き立て合う色だからです。
ただ、汚れの種類としては比較的割合が低め
また、凹凸のある表面の外壁材ほど目につくという特徴が短所としてよく挙げられています。
例えば、交通量が多い道路沿いや、近くに海岸があるエリア、黄砂が舞う地域などではあまり好ましくないといった観点も。
対処法
セルフクリーニング機能のある外壁材
キズに強い耐久性の高い外壁材
を選ぶようにする!
熱や紫外線を吸収しやすい
2つ目は、熱や紫外線を吸収しやすいという点です。
なぜなら、黒は太陽の光を強く吸収する色だから。
そのため、表面温度が高くなりやすく、劣化につながる紫外線ダメージを受けやすいといった声も。
例えば、小さなお子さんがいるご家庭では夏場に触ってヤケドしないよう注意が必要です。
しかし、「外壁が熱い=室内が暑くなる」とは限りません。
室温は断熱材の働きによるものなので、外壁を黒にする場合は高性能断熱材を選びましょう。
対処法
熱伝導率が低い高性能断熱材
を使うようにする!
隣人からの不平不満
3つ目は、隣人からの不平不満です。
なぜなら、黒色には「暗闇」「威厳」といったイメージを与える特性があるから。
黒い外壁は、特に男性や若い世代から人気のカラーである一方、黒色を嫌う人も一定数いるのは事実。
近隣に住む方で「圧迫感を感じる」「暗くなったように感じる」「非常識」等と不満を感じるケースも一部あるようです。
ただ、そういった声はそこまで多くなく立地によるといったケースです
例えば、狭小地など隣家が近い場合には注意が必要です。
近隣に面した壁面以外を黒にするなど、一部分アクセントカラーとして取り入れるなどの方法もオススメ。
対処法
黒はアクセントカラーとして取り入れる
自治体の景観計画を確認する
国土交通省「景観まちづくり」では、お住まいの地域が「景観地区」に指定されているのか確認できます。
風水から見る黒い外壁の家・色一覧
家を黒くすると、「不幸になる」とのうわさも。
黒い外壁を検討中の場合、風水から見る家相的観点からはどうなのか気になっている方も少なくないはずです。
黒い外壁は、邪気を払い貯蓄運アップに効果が期待できるカラー。
その他にも以下のとおり、色別一覧表で風水から見る「色がもたらす効果」を確認しておきましょう。
外壁の色 | 風水で見る効果 | 方角 |
黒 | 邪気を払う 貯蓄運 | 北 |
ネイビー ブルー | 仕事運 勉強運 | 東 |
グレー | 仕事運 ステータス運 | 北西 |
茶色 | 円満な家庭運 | 南西 |
ベージュ | 安定 出世運 | 北西 |
赤 | 人気運 勝負運 | 南 |
ピンク | 人間関係 アンチエイジング | 西 |
黄色 アイボリー | 金運 人気運 | 西 |
緑 | 健康運 | 東 |
白 | 浄化 リセット | 全方位 |
黒色は邪気を払う色
黒色の外壁は、風水の観点から「邪気を払う色」「溜め込む色」とされています。
それは、黒はどの色にも影響を受けない色であることから。
そのため、外壁を黒メインにすると、
- 嫌な人を引き寄せない
- 流出を止める
- 貯金が増える
- 秘密を守る
などという点から、信頼感を高める効果があるとも言われています。
失敗しない!黒い外壁にするときのポイント3つ
ここで、黒い外壁にする際に気をつけたい3つのポイントをご紹介します。
失敗・後悔しないためにも認識しておきましょう。
失敗しない3つのポイント
- 薄い黒色を選ぶ
- 黒一色にしない
- カラーシミュレーション
薄い黒色を選ぶ
1つ目のポイントは、薄い黒色・ダークカラーを選ぶことです。
なぜなら、外壁・軒天を真っ黒にすると重苦しく周囲への威圧感も高い印象になりがちだからです。
例えば、黒と言っても墨黒のような、グレーに近いブラックなど、ダークカラーの選択肢は豊富にあります。
おしゃれでスタイリッシュな印象のまま、重苦しさや暗い印象を払拭できるのでオススメです。
黒一色にしない
2つ目のポイントは、黒一色にしないことです。
なぜなら、黒一色のみでは以下のような印象が強くなる可能性もあるからです。
黒の特性
収縮性:小さく感じる
後退性:うしろに感じる
強硬性:堅く感じる
重量性:重く感じる
これらは、他の素材や色と組み合わせることで解消できます。
例えば、黒ベースにウッドを掛け合わせたデザインで高級感ある和モダンテイストを演出するなど、自分好みのコーディネートを楽しむことができます。
ただし、ワンカラーよりもツートン塗装の方が割高になるケースもあるので、予算に見合った相談も必要でしょう。
黒の外壁と相性の良い配色例
黒 × 白
シンプルで定番の組み合わせ
スタイリッシュなイメージ
黒 × ベージュ
落ち着きのある組み合わせ
おしゃれで優しい印象
黒 × グレー
無彩色同士で相性が良い
コントラストが抑えられ落ちついた雰囲気
黒は様々な色と相性が良いのも特徴です。
カラーシュミレーションを行なって、自分好みの組み合わせを確認しましょう。
カラーシミュレーション
3つ目のポイントは、カラーシミュレーションを活用することです。
これは、想像と現物のギャップを回避できるため、取り入れている業者も多くあります。
事前にカラーシミュレーションをすることで、実際の外観を画像でわかりやすく確認でき、比較検討するのに役立ちます。
屋根塗装については、
>>屋根塗装の耐用年数で解説しているのであわせて参考にご覧ください。
黒系の外壁塗装に関するFAQ
新築やリフォームの塗り替えなどで、黒い外壁にすることを検討中の方によくある質問をまとめていますので参考にご活用ください。
- 黒い外壁に合う屋根の色は?
- 黒い外壁の家では評判がいい?悪い?
- 外壁黒はご近所迷惑?
- 黒い外壁はなぜ人気があるの?
- 黒い外壁は経年劣化しやすい?
Q.黒い外壁に合う屋根の色は?
黒い外壁にマッチするオススメの屋根色は、以下のものです。
シンプルな白やグレー
白やライトグレーの屋根は、黒い外壁と対照的でモダンな雰囲気を演出。
シックなダークグレーやチャコール
ダークグレーやチャコールグレーは、黒い外壁と調和した高級感。
自然素材のブラウン
ブラウン系の屋根材、スレートやシングルの自然色では、ナチュラルで温かみのある雰囲気を作ります。
Q.黒い外壁の家では評判がいい?悪い?
評判においては人の感性や感覚によって様々です。
一般的に黒い外観の家で、評判がいい点・悪い点については以下の内容がそれぞれ挙げられるでしょう。
評判がいい点
モダンでスタイリッシュな印象を与えるため、デザイン性を重視する人々から高く評価されます。
汚れが目立ちにくいことから、常に清潔感がある外観を維持できます。
評判が悪い点
一部の人々には暗く、威圧感があると感じられることがあります。
また、狭小地の接近している住宅では、黒い外壁が光を吸収してお隣の窓に届かなくなる可能性も挙げられます。
Q.外壁黒はご近所迷惑?
一般的に黒い外壁がご近所迷惑になることは少ないですが、近隣の家の外観や街並みとの調和が取れていない場合、違和感を持たれるケースもあります。
また、太陽光の反射が強い場合、隣家に影響を与えることもあるため、立地などの状況を考慮する必要があります。
Q.黒い外壁はなぜ人気があるの?
黒い外壁が人気な理由は、主に以下の内容からです。
モダンなデザイン
黒い外壁はシンプルかつ洗練された印象を与えるため、現代的なデザインの家に人気があります。
汚れが目立ちにくい
汚れやホコリが目立ちにくいため、メンテナンスが楽であると評価されています。
高級感
黒は高級感を演出しやすく、家全体の価値を高める要素として好まれています。
Q.黒い外壁は経年劣化しやすい?
黒い外壁で起こりうる経年劣化には、主に以下の点が挙げられます。
色あせ
- 紫外線により、黒い外壁は色あせしやすい
- 特に南向きの壁は、直射日光を浴びるため劣化が早い
熱吸収
- 黒い外壁は太陽光を吸収しやすく、夏場の壁面上には熱がこもりやすい
メンテナンスの必要性
- 長持ちさせるためには、耐候性の高い塗料を使用
- 定期的なメンテナンスを行うことが重要
まとめ
今回は、「外壁・軒天を黒にするデメリット」について解説しました。
外壁塗料で黒は人気色のひとつ、検討する方も増えています。
そんななか、外壁を黒にして失敗・後悔する前に確認しておきたいのがデメリット。
「近隣からの苦情」や「夏は暑い」などが懸念されるイメージですが、ご紹介した対処法で回避すれば、悔いのない外壁にたどり着くことができるでしょう。
ステキな住まいを実現するまでの参考にぜひお役立てください。