ジョリパットの平米単価|ジョリパットとは・塗装費用やメリット・デメリット

ジョリパットの平米単価|ジョリパットとは・塗装費用やメリット・デメリット

ジョリパット塗装とは、高いデザイン性と耐久性を誇る外壁仕上げ材として人気があります。

しかし、職人の技術がいる施工はコストがやや割高に。

その平米単価は5000円/㎡前後。費用相場は、30坪程度の住宅でいうと70〜150万円程度です。

本記事では、ジョリパッドの平米単価、施工費用、メリット・デメリットについて詳しく解説します。

齋藤

外壁リフォームの塗り替えを考えている方は判断材料としてご活用ください。

目次

ジョリパットとはモルタル外壁の仕上げ材

ジョリパットとはモルタル外壁の仕上げ材

ジョリパットはフランスで生まれ、日本ではアイカ工業から発売され40年間の実績を誇る外壁塗装の仕上げ材です。

その下地には主にモルタルやコンクリートが使用されます。

多彩なカラーバリエーションやテクスチャが特徴で、デザイン性に優れた仕上がりが得られます。

また、耐候性、防水性、防火性に優れており、長期間美しい外観を保つことができます。

低VOC(揮発性有機化合物)で環境にも配慮されていますが、定期的なメンテナンスが必要です。

齋藤

再塗装が容易であり、建物の価値を高める効果があります。

ジョリパットのパターン

パターン

画像:AICA

ジョリパットパターン・バリエーション

カラー180種〜
デザイン100パターン〜

これだけ豊富なパターンバリエーションがあれば、自分好みのオリジナリティが実現可能です。

耐用年数は約10年〜15年

ジョリパットの耐用年数は、環境条件やメンテナンスの頻度によりますが、一般的には10年から15年程度とされています。

適切なメンテナンスを行うことで、さらに長期間にわたり美しい状態を保つことができます。

具体的には、定期的な洗浄や再塗装、ひび割れの補修などが推奨されます。

ジョリパットの平米単価は5,000円前後が目安

ジョリパットの平米単価は5,000円_㎡前後が目安
吹き付け3,000~6,000円/㎡
ローラー3,500~7,000円/㎡
コテ塗り4,500~12,000円/㎡
単価表

ジョリパットの平米単価は、5,000円前後が一般的な施工価格とされています。

一般的な30坪程度の住宅で70〜150万円程度が相場です。

1缶の価格で言うと12,000円前後です。

この価格は、外装・内装ともに以下の要因によって変動することがあります。

価格が変動する要素

  • 材料の種類と品質
  • 施工の複雑さ
  • 施工業者の経験と技術
  • 地域差

材料の種類と品質

選択するジョリパットの種類や質感、色によって価格が変わります。

施工の複雑さ

下地処理の必要性や、施工場所のアクセスのしやすさによっても費用が変動します。

施工業者の経験と技術

信頼性の高い、実績のある業者に依頼する場合は、単価が高くなる傾向があります。

地域差

地域によっても施工費用に差が出ることがあります。

詳細な見積もりを得るためには、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。

ジョリパットのメリット・デメリット

ジョリパットのメリット・デメリット

ジョリパットは、外壁仕上げ材として人気がありますが、使用する際にはそのメリットとデメリットを理解することが重要です。以下に、ジョリパットのメリットとデメリットをまとめました。

メリットデメリット
デザイン性
耐久性
メンテナンス性
環境への配慮
防火性
コスト
施工の難しさ
メンテナンスの必要性
適用できる外壁が限られる
施工後のクラック

ジョリパットはデザイン性、耐久性、メンテナンス性に優れた外壁仕上げ材であり、環境にも配慮されています。

しかし、コストや施工の難しさ、定期的なメンテナンスの必要性といったデメリットもあります。

これらを考慮し、予算や建物の条件に合った選択をすることが重要です。

信頼できる業者に依頼し、適切なメンテナンスを行うことで、ジョリパットの利点を最大限に活かすことができます。

メリット

デザイン性

豊富な色の選択肢があり、建物のデザインに合わせた外観を実現できます。

さまざまな質感や模様を作り出すことができ、個性的で魅力的な仕上がりを提供します。

耐久性

紫外線や雨風に強く、色褪せや劣化が少ないため、長期間美しい外観を保つことができます。

優れた防水性能があり、外壁を保護し建物の耐久性を高めます。

メンテナンス性

表面が滑らかで汚れが付きにくく、日常の手入れが簡単です。

必要に応じて再塗装することで、新築のような美しさを取り戻すことができます。

環境への配慮

環境や健康に配慮した低VOCの製品が多く、エコフレンドリーです。

防火性

防火性が高く、火災時の安全性を向上させる効果があります。

デメリット

コスト

他の外壁材と比べて初期費用が高めであるため、予算に余裕が必要です。

専門的な技術が必要であり、施工費用も高くなる傾向があります。

施工の難しさ

ジョリパットの施工には専門的な知識と技術が求められるため、信頼できる業者に依頼する必要があります。

手作業が多く、施工に時間がかかることがあります。

メンテナンスの必要性

長期間美しい状態を維持するためには、定期的なメンテナンスが必要です。

特に汚れやすい環境では、定期的な清掃やメンテナンスが必要になります。

適用できる外壁が限られる

適用できる外壁の素材が限られており、モルタルやコンクリートなどの安定した下地が必要です。

施工後のクラック

経年によりクラック(ひび割れ)が発生することがあり、早期に補修を行う必要があります。


>>ジョリパットミーティア仕上げとは?では、ミーティア仕上げの施工方法や価格、デメリットを解説。

ジョリパット仕上げはこんな方にオススメ!

ジョリパット仕上げはこんな方にオススメ!

ジョリパット仕上げは、デザイン性や高級感、耐久性、カスタマイズ性を求める人に特にオススメです。

外壁の美観と機能性を長期間維持したいと考える方や、エコフレンドリーな選択をしたい方にも最適。

信頼と実績のある業者に依頼することで、満足度の高い外壁仕上げを実現できるでしょう。

ジョリパット仕上げがオススメなのは

  • デザイン性を重視する人
  • 高級感を求める人
  • 耐久性とメンテナンス性を求める人
  • カスタマイズ性を求める人
  • エコフレンドリーな選択をしたい人

デザイン性を重視する人

モダンなデザインや伝統的なデザイン、ナチュラルな風合いなど、幅広いスタイルに対応できるため、デザイン性を重視する人に適しています。

ジョリパットは多様なカラーバリエーションと質感を提供し、外観を個性的かつ美しく仕上げることができるためです。

高級感を求める人

ジョリパット仕上げは、家や建物の価値を高めたいと考える人に向いています。

それは、高級感のある外観を実現できるから。

高級住宅やデザイナーズハウス、商業施設などで特に効果を発揮します。

耐久性とメンテナンス性を求める人

ジョリパットは、適切なメンテナンスを行えば長期間美しい状態を保つことができます。

耐久性に優れた性質を持っているためです。

汚れやカビにも強い素材であり、定期的な洗浄やメンテナンスが可能なため、外壁の美観を長く維持したい人にオススメです。

カスタマイズ性を求める人

ジョリパットは自分の好みに合わせたオリジナルの外壁デザインを追求したい人に適しています。

多様な施工方法があり、パターンやテクスチャを自由に選べるためです。

職人の技術によって様々な表情を持たせることができるため、独自のスタイルを実現したい方にピッタリです。

エコフレンドリーな選択をしたい人

ジョリパットはエコフレンドリーな選択肢を求める人にも向いている素材。

なぜなら環境に配慮した素材を使用しているからです。

環境にやさしい施工方法と素材を選ぶことで、持続可能な住宅づくりに貢献できます。

ジョリパット仕上げをする場合の注意点

ジョリパット仕上げをする場合の注意点

ジョリパット仕上げをする場合の注意点は以下の3点です。

注意点

  • 施工できる外壁が限られる
  • 定期的なメンテナンスが必要
  • 信頼・実績のある業者に依頼

施工できる外壁が限られる

ジョリパット仕上げは美しい質感とデザイン性を提供する外壁仕上げ材ですが、施工できる外壁が限られる点に注意が必要です。

基本的にモルタルやコンクリートなどの安定した下地に適しており、木造やサイディングなどには適さない場合があります。

不適合な下地に施工すると、仕上がりが悪くなったり、剥がれやクラックが発生する可能性が高まります。

そのため、ジョリパットを使用する前に、外壁の素材や状態を確認し、適切な下地処理を行うことが重要です。

また、新築の場合は設計段階からジョリパット仕上げを考慮することが推奨されますが、リフォームやリノベーションの場合は既存の外壁の状態を十分に確認し、適切な対応を取ることが必要です。

定期的なメンテナンスが必要

ジョリパット仕上げは高いデザイン性と耐久性を誇りますが、定期的なメンテナンスが必要です。

外壁は常に風雨や紫外線にさらされるため、時間が経つにつれて汚れ・色褪せ・ひび割れが発生する可能性があるためです。

ジョリパット仕上げはその特性上、汚れが目立ちやすいため、定期的な洗浄や再塗装が求められます。

特にカビや苔が生えやすい環境では、専門的なクリーニングが必要になることもあります。

また、ひび割れや剥がれが発生した場合は、早期に補修を行うことで、外壁全体の美観と耐久性を維持することができます。

定期的なメンテナンスを怠ると、外観が損なわれるだけでなく、外壁自体の寿命が短くなる恐れがあるため、計画的なメンテナンススケジュールを組むことが大切です。

信頼・実績のある業者に依頼

ジョリパット仕上げの施工は、信頼と実績のある業者に依頼することが重要です。

ジョリパットは施工技術や経験が求められるため、専門知識が不足している業者に依頼すると、仕上がりが不十分であったり、早期に不具合が発生する可能性があるからです。

信頼できる業者を選ぶためには、過去の施工実績や顧客からの評価、具体的な施工例を確認することが有効です。

また、施工前に詳細な見積もりを出してもらい、施工内容や使用する材料について詳しく説明を受けることで、トラブルを未然に防ぐことができます。

信頼性の高い業者は、施工後のアフターケアや保証制度も充実していることが多く、長期間にわたり外壁の美しさと耐久性を維持するためのサポートを受けることができます。

まとめ

ジョリパットは、優れたデザイン性と耐久性を持つ外壁仕上げ材で、平米単価は5,000円前後です。

適切なメンテナンスで長期間美しさを維持できますが、施工費用や手間を考慮することが必要です。

メリットとデメリットを理解し、信頼できる業者に依頼することで、満足度の高い仕上がりを実現できます。

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