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サイディング外壁の張替え費用相場|サイディング張り替え工事の平米単価
サイディング外壁は耐久性が高いものの、経年によるコーキング材の劣化などで塗装だけでは補修できずに張り替え工事が必要になるケースもあります。
「家の外壁でリフォーム価格相場が知りたい」
「サイディング解体費用はどれくらいかかる?」
今回はこのような方へ向けて、外壁張り替え単価・施工単価について解説します!
張り替え工事の平米単価は、大体10,000円/㎡前後が相場です。
ただし、サイディングの外壁張替えは、外壁の状態や施工業者によって値段が変わってくるため必ず相見積もりを取りましょう。
サイディング張り替え工事の平米単価
サイディングボードの施工価格は、1平米あたり1万円前後が相場です。
また、見積もりでは費用の内訳をよく確認して、どの項目にいくらかかっているかをチェックしましょう。
サイディング施工費には、材料費のほか、足場の設置、既存の外壁材の撤去費用、などと付随する工程費がかかります。
外壁材の工事では主に、以下2つの方法があるのでそれぞれ詳しくご紹介していきます。
外壁材の工事
- 張り替え
- 重ね張り
張り替え
張り替え工事は、
- 既存の外壁材の撤去
- 新しいサイディング
- 工事の手間賃
などを総合すると、1平米あたり10,000~18,000円程度が相場です。
既存の外壁材撤去費用は1平米あたり2,000円前後がプラスでかかります。
サイディングの種類ごとに、張り替え工事費用の相場を見ていきます。
窯業系
窯業系サイディングを張り替える場合
材料費・工事費用
1平米あたり9,500円ほどが相場
金属系
金属系サイディングを張り替える場合
材料費・工事費用
1平米あたり8,500円ほどが相場
木質系
一般的な木質系サイディングの素材を張り替える場合
材料費・工事費用
1平米あたり10,000円〜18,000円ほどが相場
樹脂系
樹脂系サイディングを張り替える場合
材料費・工事費用
1平米あたり7,500円ほどが相場
重ね張り(カバー工法)
重ね張り工事では、既存の外壁材の撤去費用がかからず、張り替えよりもコストダウンできます。
張り替え工事にかかる価格のうち「既存の外壁材撤去費用」を除いた金額が、重ね張りの費用です。
張り替えるタイミング
外壁を張り替えるタイミングは、以下の場合です。
- 耐用年数の経過
- 劣化のサイン
サイディングの耐用年数20年以上が経過した場合
サイディングの耐用年数20年以上が経過した場合には、劣化の症状が見られなくてもメンテナンスの時期と言えます。
耐用年数はあくまで目安ですが、劣化がないからと放置してしまうことで、外壁保護の性能を十分に発揮できていない可能性があるからです。
保護性能が不十分な外壁は劣化の原因となりやすいため、適切なタイミングでメンテナンスを実施することが大切です。
外壁に劣化のサインが見られる場合
外壁に劣化のサインが見られる場合では、耐用年数より早い段階でもメンテナンスを行なってください。
劣化箇所から建物内部への腐食リスクが考えられるためです。
サイディングの張替え費用を抑えるポイント
重ね貼り(カバー工法)でコスト削減
重ね貼りは、張り替えと比較してコスト削減できる施工方法です。
理由は、既存の外壁材撤去費用をカットできるためです。
重ね貼りとは、既存の外壁の上に重ねて新たな外壁材を貼り付ける工法。
そのため撤去作業を省くことができ、その分の費用や作業時間を短縮できるということになります。
2〜3社で相見積もりをとる
2〜3社で相見積もりをとることで比較検討でき、適正価格で依頼することが可能です。
業者によって工事費用は異なるため、比較することはとても重要だからです。
ただし、見積価格が相場より安過ぎる場合は、手抜き工事をされる可能性も考えましょう。
自分で行う定期的なメンテナンス
自分で行う定期的なメンテナンスをしておくことで劣化の促進を防げます。
簡単な水洗いや、スポンジ・ブラシ、家庭用の高圧洗浄機などを使って効率的に掃除をすることが出来ます。
自分でできる外壁塗装の掃除方法について詳しくは、>>外壁汚れ落としや外壁の掃除で解説していますので参考になさってください。
サイディング張り替えの注意点
サイディングの張り替えは、住宅の美観と機能性を向上させるために重要なメンテナンス作業です。
しかし、適切に行わないと、後々のトラブルにつながることがあります。
そのような失敗を防ぐためにも以下、サイディング張り替えで注意すべき7点をご紹介します。
注意点
- 現状のサイディングの状態確認
- 材料選び
- 施工業者の選定
- 施工方法の確認
- 防水対策
- 施工後の確認
- 保証内容の確認
現状のサイディングの状態確認
張り替えを行う前に、現状のサイディングの状態を詳しく確認することが重要です。
劣化や損傷の程度を把握し、下地の状態もチェックします。
特に、下地にカビや腐食がある場合は、これらを修復してから新しいサイディングを取り付ける必要があります。
材料選び
サイディングの種類には窯業系、金属系、木質系、樹脂系などがあります。
それぞれに特徴やメリット、デメリットがあるため、住宅の構造や立地条件、予算に合った材料を選ぶことが重要です。
耐久性やメンテナンスの容易さも考慮して選びましょう。
施工業者の選定
信頼できる施工業者を選ぶことが成功の鍵です。
業者や職人の実績や評判を確認し、複数の業者から見積もりを取って比較検討します。
安さだけで選ぶのではなく、施工品質やアフターサービスも重要なポイントです。
施工方法の確認
施工方法も重要な注意点です。
重ね張りと張り替えのどちらを選ぶかによって、費用や工期が変わります。
重ね張り | 既存のサイディングを取り除数に残した状態で上から新しいサイディングを貼るカバー工法 |
張り替え | 既存のサイディングを取り除いてから新しいサイディングを貼り直しする交換作業 |
それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、外壁の状態に最適な方法を選びます。
防水対策
サイディングの張り替え時には、防水対策をしっかりと行うことが重要。
サイディングの継ぎ目や窓周りなどは特に注意が必要だからです。
適切な防水シートの使用やシーリング材の選定、施工を行います。
施工後の確認
施工が完了したら、やり直しの必要がないか仕上がりを確認しましょう。
目視での確認だけでなく、手で触って浮きやズレがないかをチェック。
また、施工業者と一緒に点検し、不備があればすぐに対応してもらいます。
保証内容の確認
施工後の保証内容も確認しておきましょう。
保証期間や内容を理解しておくことで、万が一のトラブルに対処できます。施工業者が提供する保証書は大切に保管しておきましょう。
まとめ
今回は、サイディング外壁工事の張り替え費用の相場についてご紹介しました。
外壁張り替えはいくらが相場かがわかりましたね。
サイディング張り替え費用相場・サイディング張り替え単価・リフォーム費用で検索している方も多くいますが、実際のところは業者次第になってしまいます。
そのため、適正価格の確認が必要であり、相見積もりをすることで比較検討できます。
適切な材料選びや信頼できる施工業者の選定、防水対策の徹底など、各ポイントに注意を払うことで、長く快適な住まいを保つようにしましょう。