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【塗り壁の黒ずみ】落とし方|珪藻土や漆喰外壁についた汚れを掃除する方法
珪藻土や漆喰の塗り壁外壁は、独特の風合いや雰囲気があって素敵ですよね。
一方で、定期的なメンテナンスをサボると、黒ずみやカビといった汚れが目立ってきてせっかくの外壁が台無しになってしまうことも。
塗り壁の掃除の仕方を知って、自分で外壁の汚れを落としたいという方も多いでしょう。
そこで本記事では、自宅の外壁をお手入れしたい時に、簡単に実践できる汚れ落としの方法とポイントを紹介します!
定期的な外壁のメンテナンスは、長い目で見れば、家の寿命を伸ばすことにも繋がります。
ぜひ参考にしてみてください。
塗り壁の汚れの落とし方
塗り壁の黒ずみ汚れや漆喰壁のシミ取り、>>外壁のコケ取りを自分で掃除するのに、専門的な道具は必要ありません。
初心者でも家にあるものやネット、ドラッグストアで購入できる一般的な掃除道具を使えば十分対応できるからです。
例えば、台所のスポンジと中性洗剤で落とせる汚れもあります。
塗り壁の汚れ落としに特別な道具や難しい知識は不要です!
簡単な方法を紹介していますので、参考にしてください。
用意するもの
塗り壁の清掃に使える道具には次のようなものがあります。
汚れの種類や程度によって、使い分けることが大切です。
塗り壁掃除に使う道具 | 汚れの種類や程度 |
ハタキ・柔らかいブラシ | ホコリとり、普段のお手入れ |
消しゴム | 手垢、鉛筆などの部分的な汚れ |
メラミンスポンジ | 消しゴムで落ちない汚れ |
中性洗剤 | 広範囲の汚れ、油汚れ |
家庭用漂白剤 | 中性洗剤で落ちない汚れ、カビ |
サンドペーパー | 洗剤で落ちない強い汚れ |
掃除の手順
凹凸のある塗り壁の普段のお手入れの基本は、ハタキや柔らかいブラシをかけることです。
コードレスの掃除機を使ってもいいでしょう。
ホコリをとった後は水を使って軽く洗い流すことも有効です。
汚れの程度によっては次の方法も試してみましょう。
塗り壁掃除の5ステップ
- 消しゴムで消す
- メラミンスポンジで擦る
- 中性洗剤で拭く
- 家庭用漂白剤を使う
- サンドペーパーで擦る
消しゴムで消す
手垢や鉛筆汚れなどの部分的な汚れは、消しゴムで消すことができます。
軽く擦ってあげるだけでも、表面の軽い汚れなら落とすことができます。
凹凸があって普通の消しゴムでは難しい場合は、ねり消しゴムでもOKです。
メラミンスポンジで擦る
消しゴムでも落ちない汚れには、水を含ませたメラミンスポンジを使います。
汚れとともに塗り壁の表面を薄く削ることで汚れを落とします。
擦りすぎると、塗り壁の表面を傷つけてしまうので力の入れすぎには注意が必要です。
中性洗剤で拭く
汚れの程度や範囲が少し広がっていたら、中性洗剤を試します。
界面活性剤の働きで、頑固な手垢や落書き等の油汚れに効果を発揮します。
中性なので、塗り壁を傷める心配もありません。
家庭用漂白剤を使う
中性洗剤でも落ちない汚れには、家庭用漂白剤を使います。
強い汚れやカビなどにも効果的です。
汚れを落とした後は、水を含ませたタオルで塗り壁を叩いて匂いが残らないようにしましょう。必ず換気をして作業を行います。
サンドペーパーで擦る
洗剤を使っても落ちない汚れは、サンドペーパーで軽く削り落とします。
強い汚れもある程度目立たなくすることが可能です。
擦りすぎると、塗り壁が崩れてしまうので気をつけましょう。
【塗り壁】外壁掃除の注意点
外壁掃除の際は、共通して注意するべきことが3つあります。
外壁掃除の注意点
- 外壁に強い刺激を与えない
- 人体に害がない方法で行う
- 高所や取れない汚れは業者に任せる
大切な外壁を傷つけないように、強い洗剤や高圧洗浄機は使用しません。
体に害のない洗剤や道具を選ぶことも重要です。
また、外壁の高いところは無理のない範囲で安定して作業ができるところまでにしましょう。
自分で掃除するのが難しい汚れや高所は各業者の>>外壁クリーニング料金・外壁洗浄費用相場をリサーチしておくことをおすすめします。
安心、安全に行うためにも確認しておきましょう。
外壁に強い刺激を与えない
珪藻土や、漆喰の外壁は意外と刺激に弱いので、擦りすぎや洗剤の使いすぎには注意が必要です。
なぜなら、消しゴムでも強く擦ると表面が剥げてしまうことがあるからです。
>>漆喰外壁にケルヒャーなどの高圧洗浄剤を使うこともやめましょう。
外壁の塗装が落ちると、掃除をしてもまたすぐ汚れてしまいます。
人体に害がない方法で行う
外壁の汚れが強い場合は、刺激の強い洗剤を使うことがあるかもしれません。
なので、使用の際は手袋やゴーグルなどを身につけて、皮膚についたり目に入ったりしないように準備しましょう。
高所や取れない汚れは業者に任せる
セルフメンテナンスで取れない汚れは、業者に任せましょう。
確かにはしごを使えば、高所の掃除はできますが、怪我のリスクを考えるとおすすめできません。
取れない汚れに強い洗剤を使うのも、壁だけでなく自分の体にも影響するかもしれないからです。
【塗り壁】外壁の種類
外壁に使われている塗り壁には、色々と種類があります。
耐久性や耐火性に優れたもの、デザイン面が多彩なもの、汚れに強いものも汚れが目立つものもあります。
コストパフォーマンスが良いものから高価なものまで、新たに外壁を塗り壁にする時には悩んでしまうでしょう。
ここでは代表的なものを紹介しますので、特徴を理解してメンテナンスや今後のリフォームに役立ててください。
代表的な塗り壁外壁素材
- 漆喰
- 珪藻土
- ジョリパット
漆喰
漆喰は昔ながらの住居の外壁に使われてきた素材です。
壁の色は白く美しいです。
耐久性や防音性に優れているのも特徴です。
珪藻土
珪藻土はバスマットなどで人気の素材です。
それだけに、湿気に強いという特徴があります。
脆い素材なので他の素材と混ぜて耐久性を強くしているものもあります。
ジョリパット
ジョリパットはデザインやカラーバリエーションに富んでいます。
耐用年数は20年程度のものもあり、耐久性にも優れています。
デザインが豊富な分、価格が高くなることがあります。
>>ジョリパット外壁では、ジョリパットとは?塗り壁の外壁塗装のメリットデメリットを解説。
外壁を塗り壁にするメリット・デメリット
外壁を塗り壁にすることは、メリットもあればデメリットもあります。
メリット | デメリット |
見栄えの良い自分だけの外壁が作れる | 価格が高い |
継ぎ目がなく美しい外壁になる | 職人によって仕上がりが違う |
耐火性や防火性が良い | 定期的なメンテナンスが必要 |
よく理解して、自分にあった選択をしましょう。
メリット
外壁を塗り壁にするメリットは次の3つです。
塗り壁のメリット
- 見栄えの良い自分だけの外壁が作れる
- 継ぎ目がなく美しい外壁になる
- 耐火性や防火性が良い
見栄えの良い自分だけの外壁が作れる
塗り壁は、職人が手作業で仕上げてくれる壁です。
デザインも自分だけの世界で唯一の壁は独特の質感も愛着が沸くものです。
継ぎ目がなく美しい外壁になる
統一した素材で塗り固められた外壁はとても美しいです。
一方で、タイルなどのパーツを組み合わせて作られた外壁は、継ぎ目が気になります。
耐火性や防火性が良い
塗り壁の素材は防火性に優れた無機質の不燃材からできています。
したがって、燃えにくく安全性に優れた素材と言えます。
デメリット
外壁を塗り壁にするデメリットは次の3つです。
塗り壁のデメリット
- 価格が高い
- 職人によって仕上がりが違う
- 定期的なメンテナンスが必要
価格が高い
塗り壁は一般的な外壁に比べて高価になります。
特殊な素材と工法を使うため、費用が高くなることは避けられません。
担当する職人によっても価格が違います。
職人によって仕上がりが違う
塗り壁を担当する職人によっては仕上がりや耐久性が悪くなってしまうことがあります。
依頼する職人はしっかり吟味しなければなりません。
定期的なメンテナンスが必要
塗り壁は表面が凸凹している素材なので、汚れがつきやすいです。
そのため、日々の掃除やメンテナンスが欠かせません。
汚れだけでなく雨などの水分によるカビ対策も必要です。
【塗り壁】外壁の汚れ予防法
外壁が汚れてしまうのは、仕方がありませんが、できれば少しでも予防したいものです。
塗り壁外壁の汚れ予防に効果的な方法を集めたので、参考にしてください。
塗り壁外壁の汚れ予防法5選
- 汚れが目立たない色を選ぶようにする
- 防カビ塗料で塗装する
- 凹凸が少ない外壁にする
- 耐用年数が長い外壁材に張り替える
- 定期的に洗浄する
汚れが目立たない色を選ぶようにする
塗り壁外壁の汚れを予防するために、最初から汚れが目立たない色を選ぶのが効果的です。
また、薄い色、明るい色も同様に、汚れが付きやすく目立ちやすい色です。
一方、グレーやベージュの塗り壁は汚れがあまり目立ちません。
例えば、雨垂れやホコリの汚れも目立たないので掃除の頻度が少なくても気になりません。
そのため、塗り壁外壁の色選びは重要です。定期メンテナンスの負担を軽くするためにも汚れが目立たない色を選びましょう。
防カビ塗料で塗装する
防カビ塗料で塗装しておくのも、塗り壁外壁の汚れを予防するのに有効です。
湿気の多い日本は、カビが繁殖しやすく、外壁にもカビ汚れが付きやすいからです。
防カビ塗料を使えば、カビを未然に防ぐことができます。
その結果、外壁を長年綺麗に保つことにも繋がります。
凹凸が少ない外壁にする
塗り壁外壁の汚れを未然に防ぐには、凹凸の少ない外壁にするのも一つの方法です。
塗り壁の凹凸は味わいもあって美しいですが、その凹凸にホコリや汚れ、カビなどが付きやすいです。
美しい外壁を保つには、凹凸の少ない素材、デザイン選びも検討しましょう。
耐用年数が長い外壁材に張り替える
塗り壁外壁をリフォームする際に、耐用年数が長い外壁剤に張り替えるのも、今後の汚れ予防になります。
古い外壁材は汚れが付着しやすく、カビも発生しやすくなります。
耐用年数が長い外壁材は、劣化が遅いのはもちろん、汚れにくいという特徴があります。
掃除の手間が少なく、寿命の長い外壁材への張り替えも、塗り壁外壁の汚れ予防に繋がります。
定期的に洗浄する
塗り壁外壁の汚れ予防で、一番お金がかからないのが、自分で定期的に洗浄することです。
汚れにくい色や素材を選んでも、あまりに長期間放置すると、汚れが付いたりカビが広がったりします。
定期的に水や中性洗剤などの掃除を行うことが、美しい塗り壁外壁を美しく保つことに欠かせません。
まとめ
塗り壁外壁を美しく保つには、汚れがひどくなる前に定期的な洗浄をすることが大切です。
汚れの軽いうちなら、大抵は自分で落とせるからです。
本記事で紹介した一般的な掃除道具を使って、汚れに応じた洗浄をすればOKです。
一方で、見落として放置した頑固な汚れや強い汚れ、自分では掃除しにくい高いところは無理をせず、信頼できる業者に頼むのが得策です。
大切なマイホームの外壁を長く保つためにも、定期的なメンテナンスを行いましょう。