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外壁のコケを高圧洗浄機で!ケルヒャーの使い方や外壁塗装・高圧洗浄の注意点
外壁のコケは見た目が悪いだけでなく、放置すると外壁材を傷める恐れもあります。
広範囲に分厚いコケが生えているような場合は専門業者に依頼することをおすすめしますが、高圧洗浄機を使ったDIY洗浄でも手軽にきれいに落とすことができます。
高圧洗浄機を使う際は、適切な水圧で一方向にゆっくり動かすようにしましょう。
コケ汚れの状態によってノズルを替えると効率的に洗浄することができます。
ですが、外壁の材質によっては高圧洗浄機が使えない場合もあるので、施工業者などに確認しましょう。
外壁を高圧洗浄機で掃除をする注意点など確認して、コケをきれいにする参考にして下さいね。
【外壁塗装のコケ】汚れの落とし方
外壁塗装にコケが生えた際の汚れの落とし方を紹介します。
- 専門業者に依頼
- スポンジやブラシでDIY洗浄
- 家庭用の高圧洗浄機で掃除
家の外壁にコケが生えていると見た目が悪いだけでなく、塗膜や外壁材の劣化につながります。
放置することなく早めに対処することが重要です。
専門業者に依頼
外壁塗装にコケが生えている場合は、専門業者に依頼しましょう。
特に2階の高所などに生えている場合は自分で行うのは危険です。
- 高所のコケ
- 広範囲のコケ
- 分厚いコケ
上記の場合は、自分で苔落としをせずに業者に依頼することをおすすめします。
外壁塗装のタイミングでコケの除去も依頼すると、足場代が一度で済むので経済的です。
業者に依頼すると、状況に応じて高圧洗浄にあわせてバイオ洗浄も行います。
範囲が広く分厚いコケなども根本的に除去するので、再発を防ぐことができます。
>>外壁のコケ取りを自分で高所は?を参考に、業者に依頼するかどうか検討してください。
スポンジやブラシでDIY洗浄
外壁のコケはスポンジやブラシでDIY洗浄することもできます。
手の届く範囲で無理のないように行いましょう。
コケを落とす専用の洗剤やコケスプレーが市販されています。
>>外壁塗装のコケ|重曹で苔退治!の記事でおすすめのコケ落としスプレーなどを紹介しているので参考にして下さい。
家庭用の高圧洗浄機で掃除
家庭用の高圧洗浄機で外壁のコケを掃除することも可能です。
広範囲に生えた苔やカビも短時間でスッキリきれいに落とすことができます。
高圧洗浄機を使うと外壁の素材によっては欠けてしまう場合があります。
モルタル・サイディング・タイルなど、自宅の外壁の素材を確認し、適切な水圧で掃除することが重要です。
家庭用の高圧洗浄機としてはケルヒャーが人気です。>>外壁に高圧洗浄機・ケルヒャーの使い方の記事も参考にして下さい。
高圧洗浄機の使い方
外壁のコケを高圧洗浄機で掃除する使い方を紹介します。
- 洗浄する日を決める
- 必要なものを準備する
- 外壁の状況を確認する
- 近隣に挨拶をしておく
- 目立たないところで試す
- 全体を洗浄する
- 汚れがひどい場所をポイント洗浄する
洗浄する日を決めましょう。
風のない日で、早朝や遅い時間をさけて行います。
洗浄で落とした汚れを雨が流してくれるので、雨の日もおすすめです。
水が跳ねて服が汚れるかもしれません。
汚れてもいい服か、レインコートや長靴などを着用すると良いでしょう。
外壁の汚れを確認します。
ひび割れや欠けている場所があったら、その部分は洗浄はしないようにしましょう。
外壁に
- 粉吹き
- ひび割れ
- シーリングの剥がれ
などがある場合は劣化している恐れがあるので、高圧洗浄をするのは避けましょう。
鉢植えや洗濯ものなど、洗浄する際邪魔になるものは片付けておくとよいですね。
高圧洗浄が静音設計でない場合は音が気になる場合があります。
隣家の迷惑になる可能性があるので、事前に近隣に挨拶をしておくと良いですね。
洗浄の水が飛散しないように注意しましょう。
外壁の隅など、目立たない場所で試してみましょう。
汚れが落ちるか、外壁に問題はないか確認します。
試して問題が無ければ、全体を洗浄していきましょう。
広角のノズルがあれば、扇状に水が噴射するので広い範囲を一気に洗浄することができます。
汚れがひどい場所は洗浄剤を使用すると効果的です。
また、水を回転させながら噴射するタイプのノズルもありますが、威力が強いので外壁が破損しないか確認してから使用しましょう。
外壁に高圧洗浄機を使う際の注意点
外壁に高圧洗浄機を使う際の注意点を確認しておきましょう。
- 20~30㎝離す
- 上から下に洗浄する
- 外壁の素材によっては使用できない
高圧洗浄機>>【ケルヒャー】外壁に高圧洗浄機の注意点も参考にしてくださいね。
20~30㎝離す
高圧洗浄機のノズルと外壁との距離は20~30㎝程度に保ちましょう。
近すぎると外壁の塗装の剥がれやひび割れの原因となるからです。
材質によっては破損しないようにもっと距離をとった方がいい場合もあります。
適切な水圧で、同じ箇所に長時間当て続けないように注意しましょう。
上から下に洗浄する
外壁の上から下に洗浄していきましょう。
ノズルは外壁に対し30度~45度の角度で使うと効果的です。
垂直に近い角度で当てると外壁を傷つける恐れがあります。
外壁の素材によっては使用できない
外壁の素材によっては、高圧洗浄機で掃除をすることができません。
なぜなら、外壁の塗膜が剥がれたり欠けたりする恐れがあるからです。
自宅の外壁の素材に高圧洗浄機を使用しても問題ないか、施工業者などに確認してから行いましょう。
塗膜が古くなっている場合は、高圧洗浄すると剥げてしまう可能性もあります。
>>漆喰外壁にケルヒャーの記事も参考にしてください。
【危険】外壁にカビキラーやハイターをおすすめしない理由
外壁にカビキラーやハイターを使用するのはおすすめしません。
理由としては以下のことがあげられます。
- 外壁の塗膜を傷付ける
- 周囲の植物など環境に悪影響がある
- 健康に害を及ぼす
- ムラが出る
カビキラーやハイターは強力な漂白剤なので、外壁の塗膜を傷付けたり変色させたりする恐れがあるからです。
外壁のひび割れや剥離など、劣化につながるかもしれません。
また、外壁にカビキラーなどを使うと、周囲の植物が枯れる可能性があります。
肌についたり吸い込んだりすると健康に害を及ぼす可能性もあるので、特に風のある日は周囲に広がりやすいので注意が必要です。
カビキラーなどは吹き付けたところが過剰に洗浄されるので、他の部分との違いが際立ってしまうことも。
洗い上がりにムラの出る場合があります。
外壁にコケが生える原因・対策
外壁にコケが生える原因は、風に乗って飛んできた苔の胞子が外壁に付着することです。
温度や湿度が高い場所は苔の繁殖が早くなります。
劣化した外壁は防水性が低下しているので、含水率が増え、コケの繁殖を促します。
コケが生えやすい外壁の特徴は、
- 川べり
- 樹木の多い環境
- 日当たりが悪い
- 風通しが悪い
ということがあげられます。
外壁のコケの対策としては以下が有効です。
外壁のコケ対策 | 方法 |
---|---|
地面の湿気をとる | 土壌に軽石を混ぜる |
風通しを良くする | 塀がある場合は生垣やフェンスにする |
定期的に外壁掃除をする | 高圧洗浄機や苔専用の洗浄スプレーを利用する |
地面の湿気をとるためには、土に軽石を混ぜるのがおすすめ。
塀があって風通しが悪い場合は、生垣やフェンスなどにすると良いでしょう。
ホームセンターやネット通販で苔専用の洗浄スプレーも購入することができます。
高圧洗浄機と合わせて使用すると、外壁の雨だれやカビ・コケを除去してきれいな外壁を保つことができます。
まとめ
外壁のコケ汚れは、高圧洗浄機を使うときれいにすることができます。
適切な水圧と距離を保って、ゆっくり洗浄しましょう。
外壁の素材によっては高圧洗浄機が使えない場合があります。
劣化した外壁に使うと、塗膜がはげたり外壁材が欠けてしまったりすることもあるので注意が必要です。
環境によっては自分では苔の根本的解決はできないこともあります。
外壁のコケなどの汚れを落とす場合は、プロの業者に相談することも検討しましょう。