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ケルヒャーの家庭用高圧洗浄機で外壁を洗うことはできます。ただし、窯業系サイディングのメーカーであるニチハとケイミューは、外壁の手入れに高圧洗浄を使わないよう案内しています。ケルヒャー自身も「外壁材の種類によっては高圧洗浄できないものもある」として、ハウスメーカーに確かめるよう書いています。使う前に外壁材と劣化のサインを確かめ、使ってよい壁だけを、距離20〜30cm・弱い水圧・上から下の順で洗うのが基本です。
この記事でわかること
- 注意点: ケルヒャー公式と外壁材メーカーの案内をもとに、距離・水圧・当てる向き・連続使用時間などの注意点を表にまとめます。
- 使ってよいかの判断: ケルヒャーと外壁材メーカーで案内が食い違う点を、主語をつけて並べます。サイディング・塗り壁・ALCの分かれ目もここで扱います。
- 洗い方: 試し洗いから、広角ノズルで上から下へ洗い、汚れのひどい所だけノズルを替えるまでの手順です。
- コケ・黒ずみとおすすめ道具: 水だけで落ちないときの洗い方と、洗剤・ノズル・延長パーツの選び方です。
【ケルヒャー】高圧洗浄機を外壁洗浄・掃除に使う注意点
ケルヒャーで外壁を洗う注意点は、外壁材の案内を先に確かめ、劣化した壁を避け、距離を取って上から当てることです。
ケルヒャーの外壁洗浄の案内と、外壁材メーカー・塗料メーカーの手入れの案内から、守ることを表にまとめました。出典の欄は、その注意点をだれが書いているかです。
| 注意点 | 理由 | 出典 |
|---|---|---|
| 外壁材メーカー・ハウスメーカーの案内を先に確かめる | 外壁材の種類によっては高圧洗浄できない | ケルヒャー・ニチハ・ケイミュー |
| 粉吹き・ひび割れ・シーリングの剥がれがある壁には使わない | 劣化が進んでいるサインで、高圧洗浄は避けるべき状態 | ケルヒャー |
| ノズルと壁の距離は20〜30cm、なるべく直角に当てる | 近すぎると一点に力が集まる | ケルヒャー(塗装面は30cm以上=菊水化学工業) |
| 年数が経った塗装やコーキングは水圧を落とす | 古い塗膜や目地を傷めやすい | ケルヒャー |
| 下から上に向けて強く当てない | 接合部の目地などから漏水するおそれ | ニチハ |
| 目立たない所で試し洗いしてから広げる | 汚れの落ち方と壁の変化を先に見る | ケルヒャー |
| 連続で使うのは1時間まで | ケルヒャー家庭用の定格使用時間(連続使用時間)が1時間 | ケルヒャー |
| 2階以上を脚立やはしごの上で洗わない | 噴射の反動で体勢を崩しやすい | 当サイトの判断 |
| 隣家・車・窓への水はねを防ぐ | 水しぶきが遠くまで飛ぶ | 当サイトの判断 |
表の上から2つは「使ってよいか」の判断で、残りは「使うならどう使うか」です。判断の詳しい分かれ目は、次の章で外壁材ごとに説明します。
水圧は弱めから始め、20〜30cm離して当てる
ケルヒャーは、ノズルと壁の距離を20〜30cmに保ち、なるべく直角に当てるよう案内しています。
塗料メーカーの菊水化学工業は、塗装面を掃除するときは外壁から30cm以上離すよう資料に書いています。距離は近いほど汚れは落ちますが、塗膜への負担も増えます。最初は30cm前後の遠めの距離と弱い水圧で当て、落ち具合を見ながら少しずつ近づけてください。ケルヒャーは機種の水圧を「水道の約40倍」と説明しており、手で持つホースの感覚で近づけると強すぎます。
劣化のサインがある壁には使わない
ケルヒャーは、粉吹き・ひび割れ・シーリングの剥がれがある外壁には高圧洗浄を避けるよう書いています。
指でこすると白い粉が付く、細いひび割れがある、目地のゴム状の部分(シーリング・コーキング)が痩せたり切れたりしている、といった状態がそれにあたります。ケルヒャーは、欠けやひび割れのある箇所は洗浄を避け、年数の経った塗装やコーキングは水圧を落として洗うよう案内しています。洗っても劣化は直らないので、こうした壁は洗浄より先に点検やメンテナンスを考えてください。
目地・サッシ・換気口に下から当てない
ニチハは、下から上に向けて強い圧力で散水すると、接合部の目地などから漏水するおそれがあると案内しています。
ニチハが下から上への強い散水を避けるよう案内している理由は、この漏水のおそれです。水切りや換気口、サッシのすき間にも、下から水を押し込まないようにします。手順は上から下へ、壁に向かってなるべく正面から当てるのが基本です。
連続使用は1時間まで(ケルヒャー家庭用の定格使用時間)
ケルヒャーは、家庭用高圧洗浄機の定格使用時間(連続使用時間)を1時間と案内しています。
外壁は面積が広いので、1面ずつ区切って休ませながら進めます。この1時間はケルヒャーの家庭用の機種についての案内です。ほかのメーカーの機種や業務用の機種を使う場合は、それぞれの取扱説明書で確かめてください。
2階以上の高所は登って洗わない
2階の外壁を洗うなら、地上に立ったまま延長パイプで届く範囲だけにとどめます。
高圧洗浄機は噴射の反動が手元にかかる道具で、脚立やはしごの上で使うと体勢を崩しやすくなります。見上げて当てると水が下から入る角度にもなります。届く高さの計算と延長パイプの選び方は「2階の外壁をケルヒャーで洗う方法」で詳しく説明しています。
近隣への水はねと作業の音に気を配る
隣家の窓・洗濯物・車に水しぶきがかからないよう、噴射の向きと洗う時間帯を選んでから始めます。
作業の前に隣家へ一声かけ、洗う時間帯を伝えておくと行き違いを防げます。風の強い日はしぶきが流されやすいので避けてください。屋外コンセントや給湯器、インターホンなど電気まわりは養生するか、噴射の範囲から外します。
ケルヒャーで外壁を洗ってよいか|公式と外壁材メーカーの案内の違い
高圧洗浄機で外壁を洗ってよいかは、ケルヒャーではなく外壁材メーカーの案内で決めます。ここは両者の案内が食い違います。
ケルヒャーは外壁洗浄の手順を案内しつつ、外壁材によっては高圧洗浄できないとも書いています。一方で、窯業系サイディングのニチハとケイミューは、家庭での手入れに高圧洗浄を使わないよう案内しています。主な案内を表で並べました。
| 案内している会社 | 高圧洗浄の扱い | 洗い方・距離 | 洗剤・ブラシ |
|---|---|---|---|
| ケルヒャー(高圧洗浄機) | 外壁洗浄の手順を案内。外壁材によっては高圧洗浄できないので、ハウスメーカーに確認 | 20〜30cm・なるべく直角・上から下 | 中性の多目的洗浄剤「ユニバーサルクリーナー」 |
| ニチハ(窯業系サイディング) | 高圧洗浄やスチーム洗浄は塗膜に悪影響のおそれがあるので避ける。家庭では散水ホースが適している | 下から上に強い圧力で散水しない | 中性洗剤をやわらかいブラシで泡立ててふき取る。硬いブラシやタワシは傷つけるおそれ |
| ケイミュー(窯業系サイディング) | 高圧水による洗浄やスチーム洗浄は使わない | ― | 水で5〜10倍程度に薄めた中性洗剤。金属タワシなど硬いもので強くこすらない |
| 菊水化学工業(外壁用塗料) | ― | 塗装面は外壁から30cm以上離す | 研磨剤の入った洗剤は使わない |
自宅の外壁がニチハやケイミューのサイディングなら、メーカーの案内に沿うかぎり、ケルヒャーの高圧ではなく散水ホースとやわらかいブラシで手入れすることになります。判断の流れを図にしました。
サイディングはメーカーの手入れ方法を先に見る
窯業系サイディングは、ニチハもケイミューも高圧洗浄を避ける・使わないと案内しています。
ニチハは別の解説記事で「家庭でのお手入れであれば高圧洗浄機ではなく、散水ホースが適しています」と書いています。手入れは、散水ホースで上から水をかけ、中性洗剤をやわらかいブラシで泡立てて汚れを落とし、水で流す流れです。ほかのメーカーのサイディングや、メーカーが分からない場合は、家を建てたハウスメーカーや工務店に、高圧洗浄機を使ってよいかを先に聞いてください。
漆喰・塗り壁は家庭用の冷水で強く当てない
漆喰について、ケルヒャーの業務用コラムは、蒸気と組み合わせた加圧温水での洗浄を勧めています。
家庭用のケルヒャーは冷水で洗う機種なので、業務用と同じ洗い方はできません。モルタルにリシンやスタッコを吹き付けた塗り壁は、表面が凹凸で汚れがたまりやすく、近距離で強く当てると塗膜を傷めます。漆喰・塗り壁の見分け方と洗い方は「漆喰の外壁をケルヒャーで洗うときの注意点」にまとめています。
ALC(へーベル)はハウスメーカーに確認する
ALCの外壁は、建てたハウスメーカーに高圧洗浄の可否を確かめてから洗うかどうかを決めます。
ケルヒャーも、外壁材によっては高圧洗浄できないのでハウスメーカーに確かめるよう案内しています。へーベルハウスの外壁については「へーベルハウスの外壁は高圧洗浄してよいか」で詳しく扱っています。
自分で外壁掃除するメリット・デメリット
ケルヒャーで外壁を自分で洗うメリットは手軽さと速さで、デメリットは壁を傷めたり水を入れたりするおそれです。
| 内容 | |
|---|---|
| メリット | 広い面の汚れを短い時間で流せる/地上から届く範囲なら、好きなときに自分のペースで洗える/業者に頼む費用がかからない |
| デメリット | 外壁材メーカーが高圧洗浄を避けるよう案内している壁材がある/塗膜やコーキングを傷めるおそれ/下から当てると目地などから水が入るおそれ/2階以上は届きにくく、登ると危ない/水はねで近隣に迷惑がかかることがある/洗うだけでは劣化は直らない |
デメリットの多くは、使う前の判断と当て方で避けられます。逆に、外壁材の案内で高圧洗浄が避けるべきとされている壁や、劣化のサインがある壁では、どれだけ丁寧に当ててもデメリットのほうが大きくなります。高圧洗浄で外壁を傷めたときに起きることは「高圧洗浄機で外壁が痛む原因と対処」で解説しています。
ケルヒャーで外壁を洗う手順
ケルヒャーで外壁を洗う手順は、試し洗い、広角ノズルで上から下、汚れのひどい所だけノズルを替える、の順です。
ケルヒャーの外壁洗浄の案内に沿って、使ってよいと確かめた壁を洗う手順をまとめます。当てる距離と向きは図のとおりです。
洗う前の準備:養生・声かけ・服装
洗う前に、電気まわりの養生と窓の施錠、近隣への声かけ、ぬれてもよい服装の用意を済ませます。
屋外コンセント・給湯器・インターホン・照明は、ビニールで覆うか噴射の範囲から外します。窓とサッシは閉めておきます。ケルヒャーは、建物の面積に応じて10m以上の高圧ホースを用意するよう案内しています。水しぶきが顔に返ってくることがあるので、ゴーグルや雨がっぱがあると作業が楽になります。
手順1:目立たない所で試し洗いする
ケルヒャーの案内どおり、外壁の隅など目立たない部分で、まず短く当てて様子を見ます。
距離は30cm前後、水圧は弱めから始めます。白く濁った水が流れる、表面がざらつく、塗膜がめくれるといった変化が出たら、高圧洗浄はやめて、散水と中性洗剤・やわらかいブラシでの手洗いに切り替えてください。
手順2:広角のノズルで上から下へ洗う
広い面はバリオスプレーランスなどの扇状に広がるノズルで、上から下へ洗います。
ケルヒャーは、汚れが流れ落ちるように手順を上から下へ向け、ノズルをゆっくり動かすよう案内しています。壁一面を一度に洗おうとせず、幅を区切って横へ動かすと洗い残しが減ります。汚れが全体にひどい場合は、洗浄剤を使うのも1つの方法です。洗浄剤は外壁材に合ったものを選び、使用方法を守ってください。
手順3:汚れがひどい所だけノズルを替える
雨だれや排気ガスの黒い筋のように一部だけ落ちない所は、サイクロンジェットノズルに替えて当てます。
ケルヒャーによると、サイクロンジェットノズルはバリオスプレーランスの約50%増の洗浄威力があります。そのぶん一点に力が集まるので、劣化した壁・目地・コーキングには使わず、試し洗いで問題がなかった範囲にとどめてください。洗い終わったら、洗剤を使った場所は成分が残らないよう水でよくすすぎます。
外壁のコケ・黒ずみはケルヒャーだけで落ちるか
外壁のコケや黒ずみは、水圧を上げて削るのではなく、洗浄剤を塗って置いてから流すと落としやすくなります。
ケルヒャーの業務用の外壁洗浄コラムは、最初に洗浄剤を塗って一定時間置き、そのあと高圧水で洗い流す「2段階方式」を勧めています。水だけで落ちないからといって距離を詰めたり水圧を上げたりすると、汚れより先に塗膜を傷めます。家庭でも、屋外用のコケ・カビ取り剤や中性の洗浄剤を先に使い、時間を置いてから弱めの水圧で流す順番にしてください。広い範囲に使うなら、噴射ノズル付きの大容量のものが扱いやすいです。
コケ・カビに合う薬剤の選び方は「外壁のカビをケルヒャーで落とす方法」、コケの落とし方と再発の防ぎ方は「外壁のコケの落とし方」で詳しく説明しています。
外壁掃除におすすめの洗剤・ノズル・アクセサリー
外壁掃除の道具は、広い面用のノズル、中性の洗浄剤、高所用の延長パーツ、やわらかいブラシの4つを目的で選びます。
ケルヒャーの外壁洗浄の案内と、外壁材メーカーの手入れの案内から、道具の役割を表にまとめました。
| 道具 | 役割 | 公式の目安・注意 |
|---|---|---|
| 高圧洗浄機の本体 | 水圧で汚れを流す | ケルヒャーは外壁の汚れ落としに吐出圧力7MPa以上の機種を勧めている。ただし使ってよいかは外壁材の案内が先 |
| バリオスプレーランス | 扇状に噴射して広い面を洗う | 外壁の大部分はこれで洗う(ケルヒャー) |
| サイクロンジェットノズル | ひどい汚れを落とす | バリオスプレーランスの約50%増の洗浄威力。劣化した壁・目地には使わない |
| ユニバーサルクリーナー | 油分・ミネラルを含む残留物・排気ガスの汚れを落とす | 中性の多目的洗浄剤(ケルヒャー) |
| 延長ランス | ノズルを約40cm延ばす | あと少し届かない所の補助(ケルヒャー) |
| 延長パイプ・専用アタッチメント | 地上から高い所に届かせる | 登らずに使う。詳しくは2階の記事 |
| 高圧ホース | 本体を動かさずに家の周りを回る | 建物の面積に応じて10m以上(ケルヒャー) |
| やわらかいブラシ+中性洗剤 | 高圧を使わない手入れ | ニチハ・ケイミューの手入れ方法。硬いブラシやタワシは使わない |
7MPa以上という数字は、ケルヒャーが外壁の汚れ落とし用に勧める機種の目安です。強い水圧で洗ってよいという意味ではないので、実際に当てるときは弱めの水圧と遠めの距離から始めてください。
洗剤:ケルヒャー純正のユニバーサルクリーナー
ケルヒャーは外壁の汚れに、中性の多目的洗浄剤「ユニバーサルクリーナー」を案内しています。
ニチハ・ケイミューも外壁の手入れには中性洗剤を勧めています。台所用の中性洗剤などで代用する方法と、外壁に使えない洗剤は「外壁洗剤の代用は中性洗剤が基本」で解説しています。
高所用:延長ランス・延長パイプ・専用アタッチメント
1階の上のほうまで届かせるなら延長ランス、2階まで届かせるなら延長パイプを選びます。
延長ランスはノズルを約40cm前に出す短いパイプで、延長パイプは地上から2階の壁面に届かせるための長いパイプです。延長パイプ専用のアタッチメントセットには、ブラシとクロスの2種類が付いています。延長パイプは機種によって付かないものがあるので、購入前にケルヒャーの適合表で確かめてください。
洗ったあとに確かめること
外壁を洗ったら、乾いてから塗膜の剥がれ・コーキングの切れ・室内側の水じみがないかを確かめます。
洗っている途中で白く濁った水が流れた場所は、乾いたあとに特によく見てください。色むらや塗膜のめくれ、目地のすき間がないかを見てください。窓まわりや壁の内側に水じみが出たときは、水が入った可能性があるので、高圧洗浄機の使用をやめて点検を考えます。塗装が剥がれる原因と直し方は「外壁の塗装が剥がれる原因」で詳しく説明しています。
ケルヒャーで洗わず業者に頼んだほうがいい外壁
2階以上の壁、劣化のサインがある壁、洗っても落ちない汚れ、メーカーが高圧を避けるよう案内する壁材は、業者に頼むほうが安全です。
業者に頼めば、外壁材と劣化の状態を見たうえで、水圧や洗剤を選んで洗ってもらえます。足場や高所用の機材が要る高さも、登らずに済みます。頼むときは、外壁材の種類(分かればメーカー名)と、気になっている汚れの場所を伝えると、話が早く進みます。
自分で洗うのが不安な外壁は、ご相談ください
2階以上の壁、粉吹きやひび割れが出ている壁、ケルヒャーで洗っても落ちないコケや黒ずみは、無理に自分で洗わないほうが安全です。クリリーンは、埼玉県と東京都で外壁洗浄を行っています。外壁材と汚れの種類を現地で確かめ、壁を傷めない洗い方と見積もりをお出しします。料金の目安は外壁洗浄の料金、ご相談はお問い合わせ(見積無料)からどうぞ。
よくある質問
Q. ケルヒャーは連続で何時間使えますか。
A. ケルヒャーは、家庭用高圧洗浄機の定格使用時間(連続使用時間)を1時間と案内しています。外壁は面積が広いので、1面ずつ区切って休ませながら洗ってください。家の周りを1日で洗い切ろうとせず、面ごとに日を分けると、1回の連続運転を短く保てます。ほかのメーカーの機種や業務用の機種は、それぞれの取扱説明書で確かめてください。
Q. サイディングの外壁にケルヒャーを使うのはだめですか。
A. 窯業系サイディングのメーカーのうち、ニチハは高圧洗浄やスチーム洗浄を避けるよう、ケイミューは高圧水による洗浄を使わないよう案内しています。メーカーの案内に沿うなら、散水ホースで水をかけ、中性洗剤とやわらかいブラシで手入れします。外壁材のメーカーが分からないときは、家を建てたときの仕様書や図面で外壁の欄を見るか、ハウスメーカーや工務店に製品名を聞いてから、そのメーカーの手入れの案内を確かめてください。
Q. コーキング(シーリング)に水を当ててもよいですか。
A. ケルヒャーは、年数が経ったコーキングは水圧を落として洗い、シーリングの剥がれがある外壁には高圧洗浄を避けるよう案内しています。目地に近づけて当て続けたり、下から当てたりしないでください。痩せや切れが見えるときは、洗う前に打ち替えなどのメンテナンスを考える時期です。
Q. 高圧洗浄で家の中に水が入ることはありますか。
A. あります。ニチハは、下から上に向けて強い圧力で散水すると、接合部の目地などから漏水するおそれがあると案内しています。サッシのすき間や換気口、エアコンの配管まわりにも直接当てないでください。洗ったあと室内に水じみが出たら、使うのをやめて点検を考えます。
Q. 外壁掃除の洗剤は何を使えばよいですか。
A. 中性の洗剤が基本です。ケルヒャーは中性の多目的洗浄剤「ユニバーサルクリーナー」を案内し、ケイミューは水で5〜10倍程度に薄めた中性洗剤を勧めています。研磨剤の入った洗剤や硬いブラシは外壁を傷めるおそれがあります。家にある洗剤での代用は「外壁洗剤の代用」をご覧ください。
Q. ケルヒャーで洗ったら外壁の塗装が剥がれてしまいました。
A. まず高圧洗浄機の使用をやめ、剥がれた範囲を広げないようにしてください。剥がれた所は塗膜が水を防げなくなっているので、そのままにせず補修や塗り替えを考えます。剥がれる原因と直し方は「外壁の塗装が剥がれる原因」で説明しています。

