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外壁洗浄・リフォーム工事の近隣挨拶は業者のみ？挨拶状の例文・粗品の相場
外壁洗浄や塗装、リフォーム工事をするときに欠かせないのが「ご近所への挨拶」です。
工事中の騒音や臭い、不便をお詫びすることで、良好な関係が維持できるからです。
この記事では、「工事の近隣挨拶・挨拶文」について基本となるポイントや注意点から手土産選びなど、具体的なヒントをご覧いただけます。
快適な住まいの実現に、ぜひお役立ていただければ幸いです。
目次
外壁洗浄の際は近隣挨拶は必須！
外壁洗浄や塗装工事、リフォームなどのご近所挨拶は、工事を行う上での重要なステップ。
トラブルなく完工させることが、今後の平穏な生活を維持させることにつながるためです。
工事には埃が舞ったり、ニオイや騒音、交通の妨げなど、少なからず周辺住民の方々に負担をかけざるを得ないもの。
そのことに対するお詫びとして、必ず訪問するようにします。
齋藤挨拶を通じて地域とのつながりを深め、安心して生活を送るために挨拶を行いましょう。
工事前の近隣挨拶は業者も行う
工事前の近隣挨拶では、家主の代わりにリフォーム業者が挨拶を代行するケースも多いです。
ただし、業者の対応有無はそれぞれ業者によって異なるため、依頼する前に確認しておくと安心でしょう。
また、業者の対応ひとつでご近所からの印象も変わってくるため、実績があって信頼できる感じのいい業者を選ぶことも重要となります。
>>【工事挨拶】近隣・ご近所工事のお知らせでは、優良業者を選ぶポイントについてお伝えしています。
施主も近隣挨拶をした方が良い
できれば、施主もご近所への挨拶をしておきたいところです。
業者だけの訪問でも問題はないものの、当事者として顔を合わせておくことでより丁寧な印象となるからです。
もし、工事中にご近所へ迷惑・不便などをかけてしまった際にも、ある程度の関係性ができているのと、無いのとではトラブルに発展するか否かも変わってくるでしょう。
また、挨拶にいく場合は以下のどちらかが望ましいです。
- 業者と同行して挨拶に行く
- 業者よりも先に挨拶に行く
近隣挨拶をしないとトラブルの可能性がある
近隣挨拶はご近所からのクレームなどを未然に防ぐためにも必要不可欠と解説してきましたが、外壁洗浄によって起こり得るご近所トラブルにはどういったものがあるのかいくつかの事例と対策を見ていきましょう。
トラブル例
- 水や洗剤の飛散によるトラブル
- 作業音や振動による騒音トラブル
- プライバシーに関するトラブル
>>【外壁塗装】高圧洗浄の近隣トラブル！では、戸建て・マンションにおける外壁洗浄の注意点やデメリットを解説。
水や洗剤の飛散によるトラブル
高圧洗浄を行う際、水しぶきや洗剤、汚れなどが隣家の洗濯物や車に飛散してしまうことがあります。
また、窓が開いていると水が入ってしまたり、洗浄水が隣家の敷地内に流れ込んでしまうケースも。
これは風向きや作業方法によって起こってしまうため。
対策
- 作業前に近隣への挨拶
- 日程や作業時間の周知・了承
- 飛散防止用シートで養生を徹底
- 作業後に周囲の清掃・確認を徹底する
作業音や振動による騒音トラブル
高圧洗浄機の作動音や、作業時の振動がご近所トラブルになるケースも多くあります。
高圧洗浄機作動時の機械音は、特に住宅地だと音が響きやすいため、ストレスを感じる近隣住民が多いため。
そのため、地域の生活時間に配慮した時間帯で作業を行う必要があるでしょう。
対策
- 早朝・夕方の時間帯を避ける
- 長時間の作業を避ける
プライバシーに関するトラブル
高圧洗浄の際、特に足場を設置して作業する場合には、周囲のプライバシー問題が生じることがあります。
作業員が高所から近隣住宅の窓や庭を見下ろせる状況が発生するため、不快に感じる方もいます。
また、近隣との距離が近いと、作業者間の話し声が聞こえてしまう場合もクレームにつながる可能性があるでしょう。
必要最低限に配慮しての作業が求められます。
対策
- 目線や会話に配慮して作業する
- 何かあったら連絡してもらうよう伝えておく
工事前の近隣挨拶の注意点
工事前の近隣挨拶における注意点は以下の5つです。
注意点
- 工事前の近隣挨拶は1週間までに行う
- 挨拶の際伝える内容
- 挨拶は両隣・向う三軒・裏三軒
- 挨拶状が必要
- 養生や洗濯物の取り込みのお願い
工事前の近隣挨拶は1週間までに行う
工事前の近隣挨拶は1週間までを目安に準備しておきましょう。
これよりも早すぎると忘れてしまうためです。また、遅すぎて着工直前となってしまうのは失礼にあたります。
相手の都合もあることを配慮した日程や時間帯で行うことが何よりも大切です。
挨拶の際伝える内容
着工１週間前の挨拶では、以下の内容を最低限伝えておきます。
- ご協力のお願い
- 工事期間
- 施工日・時間帯
- 施工業者の連絡先
- 工事現場の連絡先・住所
- 工事内容
また、専門的な質問には業者に対応してもらうようにしましょう。
挨拶は両隣・向う三軒・裏三軒
工事挨拶する範囲ですが、引越しのご挨拶時と同様の考えで、「向こう三軒両隣」の計5軒と言われています。
さらに、近隣住宅に囲まれている戸建て住宅においては「裏三軒」にも工事による影響が出ると考えられるため、その場合は全部で計8軒となります。
- 両隣
- 前後
- 斜め向かい
挨拶状が必要
口頭だけで伝えるだけではなく、工事日程や内容の詳細について記載ある書面を渡す必要があります。
業者が渡すケースでは、施主が用意する必要はありません。
万が一、業者が書面を用意していなかった場合には施主が用意して渡ししたほうが良いでしょう。
挨拶状の内容について詳しくは最後にご紹介していますのでご覧ください。
養生や洗濯物の取り込みのお願い
工事の施工日時や工事内容について挨拶状を渡す際には、養生や洗濯物の取り込みについてもお願いして了承を得ておくことが欠かせません。
高圧洗浄時の水や汚れが飛び散ってしまった場合のことを考慮して、後にトラブルとならないようご協力のお願いをします。
近隣挨拶の粗品・手土産のポイント
ご近所へのご挨拶まわりで持っていく手土産のポイントを3つご紹介します。
粗品・手土産のポイント
- 相場は500円～1,000円
- 外熨斗がおすすめ
- 日用品やお菓子がおすすめ
相場は500円～1,000円
近隣挨拶の品では、500円～1,000円ほどが相場とされています。
あまり高額なものすぎても、相手に気を使わせてしまうためです。
手土産の予算においては、近隣軒数にもよるかと思いますが2,000円以下のもので十分でしょう。
外熨斗がおすすめ
ご挨拶の品には「ご挨拶」と書かれた「外のし」を付け、水引は「蝶結び」にするのが一般的。
「これからもよろしくお願いします」といった気持ちを伝える意味合いになります。
日用品やお菓子がおすすめ
手土産には菓子折りや日用品がオススメです。
例えば日持ちのするクッキーや、お菓子と一緒にお茶やコーヒーのセットなどは喜ばれます。
ただ、人によって食べ物・飲み物類は好みやアレルギーなどといった面で懸念点もあるため、無難なのは日用品です。
ネットで「工事 近所 挨拶 手土産」と検索して購入するのも手軽でいいですが、いまいちどこで買うか迷っているなら、デパートへ足を運んで予算に合ったものを選ぶのもいいでしょう。
包装の見た目はとても重要！その点、デパート・百貨店なら安心ですね。
また、お急ぎであれば、スーパーやコンビニでもご挨拶の品が売っている店舗はあります。
近隣挨拶の挨拶状の内容
近隣への挨拶状の内容では、主に下記の内容を記載しておく必要があります。
- 工事の期間・時間
- 名前・連絡先・住所
- 施工業者の名前・連絡先・住所・ホームページ
- 休日の工事の有無
- 施工内容
>>【工事挨拶】近隣・ご近所工事のお知らせでは、外壁塗装やリフォーム専用の無料でダウンロードできる近隣挨拶文テンプレートをご紹介しています。
工事挨拶の例文
工事挨拶文には、書き方に決まりはありません。
以下は、一般的な外壁洗浄・塗装工事の挨拶例文です。ぜひ参考にご利用ください。
ご近隣の皆様へ
【外壁洗浄・塗装工事のご挨拶】
拝啓 時下益々ご清祥のことと、お慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
この度は、外壁洗浄・塗装工事をさせて頂くこととなりました。
先に施工・工事業者よりご挨拶に伺わせて頂きましたが、工事期間中はご迷惑をおかけすることもあるかと存じます。
細心の注意を払いながら進めて参りますので、何卒ご理解、ご協力賜わりますようお願い申し上げます。
ご不在のようでしたので、書中をもちましてご挨拶に代えさせて頂きます。
敬具
・工事名称 外壁洗浄・塗装工事
・工事場所 住所
・工事依頼者 施主名
・工事期間 令和 年 月 日 〜 令和 年 月 日
・作業時間 〇〇：〇〇 〜 〇〇：〇〇
（雨天等により延期させていただく場合があります）
まとめ
工事における近隣挨拶の重要性や基本的なポイントなどについてご紹介しました。
外壁洗浄やリフォーム工事の際、近隣住民への挨拶は必要不可欠です。
業者だけでなく、依頼主自身も挨拶に出向くことで、周囲の理解や協力を得やすくなり、トラブルを未然に防げます。
特に工事が長期間に及ぶ場合や騒音・振動を伴う場合は、近隣住民に不安や不便をかけやすいため、丁寧な対応が好印象につながります。
挨拶状には工事内容や日程、連絡先などを明記し、分かりやすい言葉で簡潔に伝えましょう。
粗品を添える場合は、洗剤やタオルなど実用的なものが喜ばれ、相場は500円から1,000円程度が一般的です。
地域の人々と良好な関係を築くいい機会と捉えて、快適な住まいを実現しましょう。
