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外壁洗浄の相場｜外壁クリーニングの料金・費用や屋根・外壁塗装の高圧洗浄
外壁塗装に付いた汚れがそろそろ気になってきた…
そう感じている場合に悩むのが外壁洗浄にかかる「値段」ですよね。
一体いくらかかるのか、その相場はおよそ3万円〜8万円程度と言われています。
ただし、一般的な目安はわかっても、実際に現地調査で見積もりを出してもらったら金額がかけ離れていた！なんてこともあるかもしれません。
今回は「外壁クリーニング業者の料金」について、具体的にどこにどれくらいかかるのかをご紹介します。
また、実際の洗浄作業の流れや外壁洗浄では足場代をカットできるのか、外壁塗装なしでも大丈夫なのかについても触れていますので参考にしてみてください。
解説内容
- 業者の費用相場と単価
- 高圧洗浄の流れ
- 足場なしでもできる・洗浄だけでOKなケース
- 外壁洗浄専門店がオススメ！
目次
外壁クリーニングの料金相場
外壁の掃除は、業者に高圧洗浄を依頼すると作業費としておよそ3万円〜8万円程度が相場とされています。
これは、平均的な戸建の住宅が100㎡〜200㎡とされていて概算で出ている目安。
外壁クリーニングの内訳と単価
では、具体的に外壁洗浄で必要な作業工程の内訳とそれぞれの単価を以下でみていきます。
| 内訳 | 単価 |
| 高圧洗浄 | 100〜300円/㎡ |
| バイオ洗浄 | 500〜800円/㎡ |
| 足場設置 | 600～1,000円/㎡ |
| 養生 | 300～500円/㎡ |
| 水道代 | 高圧洗浄：1,000円～2,000円 バイオ洗浄：3,000円～4,000円 |
あくまで目安なので、依頼する業者や建物の形状、面積、劣化状態などによって価格は大きく変わってきます。
見積もりで出される料金が適正であるかは、1社のみでは判断ができません。
そのため、必ず複数の業者で相見積もりを依頼するようにしましょう。
外壁洗浄の見積もりをチェックする際のポイントをご紹介している
>>外壁塗装の見積書例も参考にご覧ください。
外壁クリーニング業者による高圧洗浄の流れ
ここでは、外壁クリーニング業者による高圧洗浄の作業がどういったものなのかをご紹介します。
外壁クリーニング業者による洗浄作業は、専門的な知識と技術を持ったプロフェッショナルが行うため、効率的かつ安全に汚れを落とし、外壁の美しさを保つことができます。
以下は、業者による一軒家の外壁洗浄作業として具体的な流れを説明したものです。
外壁洗浄作業の流れ
- 事前調査と見積もり
- 準備作業
- 高圧洗浄（テスト洗浄）
- 洗浄作業
- 仕上げと確認
- 後片付け
- 最終確認と報告
- アフターフォロー
齋藤高圧洗浄の作業は、外壁と屋根も合わせると7～8時間かかります。
それぞれ3時間ずつといった作業です。
1.事前調査と見積もり
現地調査
まず、業者が現地を訪問して外壁の状態を確認。
汚れの種類や程度、外壁材の種類を調査し、洗浄方法を決定します。
見積もり作成
調査結果に基づき、作業内容と費用の見積もりを作成。
顧客に見積もりを提示し、了承を得た後に作業日程を決定します。
2.準備作業
安全対策
作業前に安全対策を行います。
足場の設置や周囲の養生（保護シートやマスキングテープの設置）などを行い、作業中の事故や汚れの飛散を防ぎます。
道具の準備
高圧洗浄機、洗剤、ブラシ、ホース、延長コードなど、必要な道具を準備します。
3.高圧洗浄（テスト洗浄）
機材の設置と調整
高圧洗浄機を設置し、水と電源を確保。
外壁材に適した圧力に調整し、必要な場合は洗剤をタンクにセットします。
テスト洗浄
本格的な洗浄を始める前に、目立たない部分でテスト洗浄を行い、圧力や洗剤の効果を確認。
4.洗浄作業
本格的な洗浄
上から下へ、または左から右へと順序良く洗浄。
均一に圧力をかけながら、ノズルを一定の距離（約30cm）に保ち、外壁全体を洗浄します。
洗剤の使用
必要に応じて、外壁専用の洗剤を使用します。洗剤を塗布し、しばらく時間を置いて汚れを浮き上がらせた後に、高圧洗浄機で洗い流します。
細部の洗浄
窓枠やドア周り、換気口などの細かい部分は、ノズルを調整しながら慎重に洗浄。
場合によってはブラシを使って手作業で汚れを落とします。
5.仕上げと確認
すすぎ
洗剤を使用した場合は、しっかりと水で洗い流します。
洗剤が残ると外壁を傷める原因となるため、十分にすすぎます。
乾燥
自然乾燥させます。
直射日光が当たらない時間帯に行うと、乾燥ムラが少なくなります。
6.後片付け
機材の片付け
高圧洗浄機やその他の道具を安全に片付け。
ホースや延長コードも整理し、次回の使用に備えます。
保護材の撤去
養生に使用したマスキングテープや防水シートを取り外し、周囲を元の状態に戻します。
7.最終確認と報告
仕上がり確認
作業後、顧客と一緒に仕上がりを確認。
汚れが残っている箇所がないか、外壁や周囲にダメージがないかをチェックします。
報告書の作成
作業内容や使用した洗剤、注意点などをまとめた報告書を作成し、顧客に提出します。
8.アフターフォロー
メンテナンスのアドバイス
今後の外壁のメンテナンス方法や、汚れが再発しにくいコーティングの提案などを行います。
定期点検の提案
必要に応じて、定期的な点検や洗浄のスケジュールを提案し、外壁の美観と耐久性を維持するサポートをします。
>>高圧洗浄機で外壁のコケ落としでは、
専門業者に依頼する他にも、家庭用高圧洗浄機ケルヒャーの使い方などについてご紹介しています。
外壁洗浄は足場なしでもできる
屋根を含む場合や2階建て以上の外壁清掃では、足場を仮設して行われるケースがほとんどです。
ただ、屋根洗浄が必要ないケースにおいては、足場を設置せず外壁洗浄できるケースもあります。
足場なしで洗浄する方法
- 長尺ランス
- トルネードノズル
- ロープアクセス（無足場工法）
対応できるかは業者によって異なるため、事前に問い合わせ確認が必要です。
長尺ランス
長尺ランスとは、高圧洗浄機で使用するパーツの一種。
この伸縮長尺ランスを使用することで、足場がなくても戸建の2〜3階部分に洗浄機の水圧を十分に当てることが可能になります。
トルネードノズル
トルネードノズルとは、回転させて水圧を噴射する高圧ノズルのこと。
洗浄範囲が広がることによる洗浄力の低下はなく、高い洗浄力を維持した状態で広範囲の洗浄が可能になります。
ロープアクセス
ロープアクセスは、マンションやビルなど高層階でイメージのある工法。
高所や外壁面など接近が困難な場所にロープを使用して作業する技術です。
戸建てでは、あまり使う手法ではありません。
塗装なし！外壁洗浄だけでもOK
外壁が劣化していない状態であれば、塗装なしの外壁洗浄だけでOKなケースと言えます。
特に、塗装してから10年未満の劣化が進んでいない外壁や、こまめなメンテナンスがされているケースであれば、洗浄だけでも十分キレイに蘇ることが可能です。
ただし、注意点は洗浄の圧力です。
高圧洗浄機の圧力が強く当たり過ぎてしまうと劣化しやすい状態になってしまう恐れもあります。
場合によっては、低圧洗浄やバイオ洗浄など、建物の状態に合わせた洗浄方法を取り入れることがポイント！
外壁洗浄だけはNGなケース
塗膜が剥がれていたり、ヒビ割れなどの劣化症状が見られる場合には、洗浄後に塗装が必要となります。
例えば、外壁の塗膜が劣化するとチョーキング（白亜化）現象が発生します。
手で外壁を触ると粉状のものが付着する状態。
この事象がひどく発生している場合は、高圧洗浄をかけると「洗浄痕」が発生し、洗浄のみだと外観を損ねるだけでなく劣化を促がすことにも繋げる可能性が。
なかなか自分では判断が難しいため、専門業者に無料の現地調査を依頼することがオススメです。
外壁の高圧洗浄で起こりうるトラブルについて解説している
>>外壁塗装の高圧洗浄でトラブルの記事も併せて参考にご覧ください。
外壁洗浄専門店がオススメ！
外壁洗浄は、建物の寿命を左右する大事な役割を担っています。
だからこそ、プロの視点で適切な処置をすることがとても重要。
特に、塗装代をかけずに洗浄だけで済ませたいとお考えであれば「外壁洗浄専門店」に依頼することをオススメします。
おすすめポイント！
- 壁を傷つけない洗浄方法を採用
- 除菌洗浄で効果が持続
- 安心の第３者機関による損害保証加入済み
洗浄だけでは心配な外壁への負担や刺激も、専門店ならではの「低圧洗浄＋薬剤」で優しく洗い流します。
特殊な薬剤を使用することでコケやカビも根本から解決、除菌効果もあって再発を防いでくれるのも嬉しいポイント。
外壁洗浄のことでお悩みの方は一度、現地調査の依頼を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、「外壁クリーニング業者の料金」についてご紹介しました。
何にどのくらい費用がかかるのかを把握しておけば、色々な業者に見積もりを提示してもらった時に「適正価格」かどうかの判断がつきやすくなります。
特に今までやったことがない方にとっては非常にわかりにくい分野です。
他にも>>こちらでは、外壁洗浄でお困りの方へ向けたコラムをご用意しておりますのでぜひ参考にしてみてください。
快適な住まいのためのメンテナンスがお望み通りになることをお祈りしています。
