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外壁の高圧洗浄は雨の日がおすすめ!高圧洗浄後の外壁塗装トラブルの回避!
外壁塗装の高圧洗浄を滞りなく進めたいと考えた時、余計なトラブルや失敗は避けたいですよね。
屋外での作業となるため天候にも左右されるのか気になるところ。
結論、外壁洗浄は雨の日でも問題ありません。一方で洗浄後に行う塗装だと、当然ながら雨は避けるべき日。
雨の日に行うことでどういった影響があるのか、作業工程は何時間かかるのか、など「外壁の洗浄・塗装工事」について不安な点を解消していきます。
外壁の高圧洗浄は雨の日がおすすめ
外壁の高圧洗浄は、雨の日に行うことで2つの利点があります。
雨の日がオススメの理由
- 近隣の洗濯物が無い
- 雨が汚れを流してくれる
近隣の洗濯物が無い
雨の日は、ご近所への配慮が軽減できるメリットがあります。
高圧洗浄では水圧が高い噴射で洗い流す作業であることから、周辺に水や汚れが飛び散ってしまう心配や機械音が近隣トラブルにつながることもあります。
そういった近隣への迷惑をかき消してくれるとも言えるのが雨の日の作業です。
>>外壁の高圧洗浄で隣家とトラブル?では、外壁塗装で近隣に迷惑をかけない注意点をご紹介。
雨が汚れを流してくれる
雨は自然の洗浄効果を持っています。
これによって、
- 作業時間の短縮
- 使用する水量・洗浄剤を減らす
といったこともでき、高圧洗浄の作業負担を軽減することができます。
>>外壁塗装で高圧洗浄しないとダメな理由では、外壁・屋根塗装の前に必ず洗浄が必要なワケをお伝えします。
高圧洗浄後の外壁塗装は雨の日を避ける
高圧洗浄後に外壁塗装を行う際には、雨の日を避けるべき重要な理由の一つとして、「塗装後1~4時間の乾燥時間が必要」という点が挙げられます。
塗装後1~4時間の乾燥時間が必要
高圧洗浄後の外壁塗装には、1~4時間の乾燥時間が必要であり、雨の日に塗装を行うことは避けるべきです。
外壁のメンテナンスを成功させるためには、天候を考慮し、適切なタイミングでの塗装作業を心がけることが大切です。
乾燥時間を持たないで塗装すると悪影響
もし塗装後に雨が降ったり、外壁を十分に乾かせていない場合、水分が塗料の表面に浸透し、塗膜が剥がれたり、ムラができたりすることがあります。
また、塗料が流れ落ちてしまうこともあり、仕上がりに悪影響を及ぼします。
これにより、最終的には再塗装や補修が必要になることがあるため、コストや手間が増えることになります。
天候の影響も大きい
1~4時間という幅のある乾燥時間になるのには、外壁塗装を行う際の環境が大きく関わってくるためです。
そのため、晴れた日や比較的湿度の低い日を選ぶと乾きが早くスムーズに施工を進めることができます。
>>外壁洗浄のメリットでは、自分で高圧洗浄するデメリットを解説しています。
外壁塗装を雨の日にできない理由
外壁塗装を雨の日に行うことは避けるべき理由が3つあります。
理由
- 耐久性の低下
- ひび割れ・剥がれ
- 雨の跡が残る
外壁塗装を雨の日に行うことは、さまざまな問題を引き起こします。
これらの問題を避けるためにも、晴れた日や湿度の低い日を選び、塗装作業を行うことが重要です。
耐久性の低下
雨の日に塗装を行うと、塗料が適切に乾燥しない可能性が高く、耐久性の低下に大きく関わります。
塗装後に雨が降ると、塗料が水分を吸収しやすくなり、耐久性が損なわれることがあります。
これは、外壁の保護機能が低下し、将来的な劣化や剥がれのリスクが高まるということ。
外壁の耐久性が不十分になると、再塗装や修理が必要になる可能性が高くなり、コストと手間が増えます。
ひび割れ・剥がれ
塗料が雨にさらされると、乾燥が不完全になるだけでなく、塗膜にひび割れや剥がれが生じる原因となります。
ひび割れや剥がれが起こると、その部分から水分が侵入しやすくなり、外壁のさらなる劣化を招くことがあります。
これにより、外壁の美観が損なわれるだけでなく、構造的な問題にもつながる恐れがあるということです。
雨の跡が残る
塗装面に雨水がかかることで、乾燥が進まずに塗料が流れたり、流れた水が跡になって残ったりします。
塗装面がムラになったり、色の違いが目立ったりと、仕上がりが悪くなる可能性が高いです。
>>高圧洗浄機の水しぶきが迷惑!では、外壁塗装の近隣トラブル・隣家への対策をご紹介しています。
高圧洗浄後の外壁塗装でトラブルを回避する方法
高圧洗浄後の外壁塗装においてトラブルを回避するためには、以下の3つの方法が有効です。
回避法
- 適切な乾燥時間を確保する
- 塗装に適した天候を選ぶ
- 信頼できる業者に依頼する
適切な乾燥時間を確保する
高圧洗浄後は、外壁が十分に乾燥するまで塗装を行わないことが最重要ポイントです。
乾燥時間は気温や湿度によって異なりますが、少なくとも1日〜2日待つ必要があります。
塗装前にしっかりと乾燥させることで、塗料の密着性が向上し、剥がれやひび割れを防ぐことができます。
塗装に適した天候を選ぶ
塗装を行う日は、晴れた天候や風が少ない日を選ぶことが大切です。
塗装作業を行う前に天候予報を確認し、雨が予想されない日を選びましょう。
また、気温が低すぎる日や湿度が高すぎる日も避けるように心がけ、快適な作業環境を整えることがトラブルを防ぐ鍵となります。
信頼できる業者に依頼する
最終的に仕上がりは業者次第と言えます。
信頼できる業者には知識と経験、実績に基づくスキルと判断力が伴うからです。
また、見積もりを複数取ることで、適正価格で信頼できる業者を選ぶことができます。
業者としっかりコミュニケーションを取り、施工内容やスケジュールについて合意を得ることも、トラブルを回避するポイントです。
高圧洗浄後の外壁塗装を専門業者に依頼することで、適切な技術と知識に基づいた作業を行ってもらうことができます。
経験豊富な業者であれば、洗浄から塗装までの一連の作業において、トラブルを未然に防ぐためのノウハウを持っています。
雨の日に外壁を高圧洗浄することに関するQ&A
雨の日の外壁洗浄に関してよくある質問をまとめました。
- 外壁塗装時の高圧洗浄のトラブルとは?
- 高圧洗浄の水道代はどれくらい?
- 外壁塗装の高圧洗浄で汚れ残りがあるとどうなる?
- 高圧洗浄の時間はどれくらい?
Q.外壁塗装時の高圧洗浄のトラブルとは?
A. 外壁塗装時の高圧洗浄には、以下のトラブルが発生する可能性があります。
トラブル
- 外壁材の剥がれ
- コーキングの破損
- 室内への水の浸入
- 塗装の密着不良
- 近隣への影響
防止策について詳しくは、>>【外壁塗装】高圧洗浄の近隣トラブルをご覧ください。
Q.高圧洗浄の水道代はどれくらい?
A. 1,000円〜4,000円程度です。
高圧洗浄に比べて、バイオ洗浄の方が薬液を洗い流す作業が必要となり、金額もそれに比例します。
高圧洗浄の費用相場と作業時間については、>>外壁塗装の高圧洗浄にかかる家の水道代は?で解説しています。
Q.外壁塗装の高圧洗浄で汚れ残りがあるとどうなる?
A. 外壁塗装の高圧洗浄で汚れ残りがあると、以下のような問題が発生する可能性があります。
汚れ残りによる問題点
- 塗装の密着不良
- 見た目の悪化
- 外壁材の劣化
- メンテナンスコストの増加
- 健康への影響
専門業者との事前確認やアフターフォロー体制などをよく確認することで、これらのリスク回避ができます。
>>外壁塗装の高圧洗浄で汚れ残りでは、2時間〜3時間で外壁の高圧洗浄が終わるのは雑なのかを解説!
Q.高圧洗浄の時間はどれくらい?
A. 一般的な戸建て住宅でおおよそ7時間前後となります。
また、以下のような条件によって作業時間は変動します。
1. 施工面積
高圧洗浄を行う面積が広いほど、時間がかかります。例えば、一戸建ての外壁全体を洗浄する場合、平均的には1時間から数時間かかることがあります。
2. 汚れの程度
汚れがひどい場合や、カビやコケが発生している箇所では、洗浄に必要な時間が長くなる傾向があります。特に頑固な汚れの場合、追加の処理やブラシ洗浄が必要になることがあります。
3. 使用する機器
高圧洗浄機の種類や水圧、ノズルの種類によっても作業時間は変わります。業務用の高圧洗浄機は一般的に効率が良く、早く作業が完了することがあります。
4. スタッフの人数
作業するスタッフの人数によっても、作業時間は短縮されることがあります。複数人で作業する場合、同時に複数のエリアを洗浄できるため、時間が短くなります。
5. 準備と後片付け
高圧洗浄の前には養生(カバーやシートで保護すること)や水道の準備が必要です。また、洗浄後の片付けや清掃も含めると、全体の作業時間はさらに増加します。
まとめ
外壁の高圧洗浄を行う際、雨の日は実はおすすめのタイミングです。
雨天では近隣の洗濯物がなく、洗浄中に飛散する水しぶきや汚れが気になることもありません。
また、雨が自然に汚れを流してくれるため、より効果的に外壁をきれいに保つことができます。
しかし、高圧洗浄後の外壁塗装は雨の日を避けるべきです。塗装には乾燥時間が必要で、湿気が多いと塗料の密着が悪くなり、耐久性の低下やひび割れの原因となることがあります。
こうしたトラブルを回避するためにも、高圧洗浄と塗装のタイミングを適切に計画することが重要です。
雨の日の洗浄と乾燥に適した晴れの日の塗装を組み合わせることで、長持ちする美しい外壁を実現できます。