外壁洗剤の代用は中性洗剤が基本|重曹・アルカリ電解水の使い方と外壁に使えない洗剤

外壁洗剤の代用は中性洗剤が基本|重曹・アルカリ電解水の使い方と外壁に使えない洗剤

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外壁洗剤の代用とは、外壁用の洗剤を買わずに、台所や浴室にある家庭用の洗剤で外壁の汚れを洗うことです。外壁材メーカーが手入れ方法として挙げているのは薄めた中性洗剤で、食器用の中性洗剤がそのまま第一候補になります。一方で、カビ取り用の塩素系漂白剤や、溶剤を使った製品は外壁に向きません。この記事では、家にある洗剤のどれが外壁に使えるかを液性で見分ける方法と、代用洗剤で外壁を傷めずに洗う手順をまとめます。

この記事でわかること

  • 代用の第一候補: 外壁材メーカー(ニチハ・ケイミュー)が手入れに挙げる中性洗剤です。水で5〜10倍に薄め、泡立てて洗い、水道水で十分に流します。
  • 条件付きで使えるもの: 重曹やアルカリ電解水は、目立たない所で試してから使い、最後に水で洗い流す前提なら選択肢になります。
  • 外壁に使えない洗剤: 塩素系のカビ取り剤、シンナーなどの溶剤、研磨剤入りの洗剤は使いません。酸性の洗剤と塩素系を同じ場所で使うのも危険です。
目次

外壁汚れを落とす洗剤で代用できるもの|第一候補は中性洗剤

外壁洗剤の代用には、食器用などの中性洗剤を水で薄めて使うのが基本です。重曹とアルカリ電解水は条件付きです。

窯業系サイディングのメーカーであるニチハは、水洗いで落ちない汚れには、中性洗剤を雑巾ややわらかいブラシでよく泡立ててから拭き取る方法を案内しています。ケイミューの手入れ冊子も、水で5〜10倍程度に薄めた中性洗剤をやわらかい布などに付けて洗い、水道水で十分に洗い流す手順です。どちらのメーカーも、外壁専用の洗剤を買うことを前提にしていません。家の外壁の掃除で洗剤に迷ったら、まず台所にある中性洗剤を確認してください。

家にある洗剤を外壁に使えるかどうかを、次の表にまとめました。

家にある洗剤 液性 向いている汚れ 外壁での判定
食器用・浴室用の中性洗剤 中性(ラベルの表示) 土ぼこり・泥はね・虫の跡・鳥のフン 第一候補。外壁材メーカーが手入れに挙げる
重曹(炭酸水素ナトリウム) アルカリ側 排気ガスの雨だれ、換気フードまわりの汚れ 条件付き。目立たない所で試し、水で流す
アルカリ電解水 製品ラベルで確認 同上 条件付き。使ったあとは水で洗い流す
住居用・台所用の洗剤(マジックリンなど) 商品ごとに違う ラベルが中性なら中性洗剤と同じ ラベルの液性と「使えない物」の欄で決める
塩素系のカビ取り剤・漂白剤 アルカリ性(強力カビハイターの表示) ― 使わない

向いている汚れの欄は、塗料メーカーの菊水化学工業が塗装面の掃除で挙げている洗剤の分け方に、家にある洗剤を当てはめたものです。どれを選ぶ場合も、外壁材メーカーの手入れ方法が優先です。

中性洗剤(食器用・浴室用)の使い方

食器用の中性洗剤を水で5〜10倍に薄め、泡立ててやわらかいブラシで洗い、水道水で流します。

薄める倍率はケイミューの手入れ冊子にある5〜10倍が目安です。ニチハとケイミューの手入れ方法は、どちらも薄めた洗剤を布やブラシに付けて洗う手順で、原液を壁に塗る手順はありません。洗剤のボトルに書かれた使用方法と注意も、ニチハが「記載の使用方法・注意に従い」としているとおり守ってください。浴室用の洗剤も、ラベルの液性が中性なら同じ扱いです。

重曹は条件付き|試してから使い、水で流す

重曹はアルカリ側の洗浄剤で、外壁材メーカーの手入れ方法には出てきません。使うなら一部で試してからです。

東京都保健医療局の解説では、炭酸水素ナトリウム(重曹)はアルカリ性洗浄剤の主成分の1つとされています。アルカリ側の洗浄剤は、菊水化学工業が排気ガスの雨だれや換気フードまわりの汚れに挙げている種類です。ただし、ニチハとケイミューが手入れに挙げているのは中性洗剤で、重曹ではありません。重曹水を使う場合は、水に溶かしてから目立たない所で試し、変色やシミが出ないことを確かめてから広げてください。粉のまま強くこすると、研磨剤で磨くのと同じになるので避けます。重曹でコケを落とす方法は、外壁のコケを重曹で落とす方法で詳しく解説しています。

アルカリ電解水は洗い流しが前提

アルカリ電解水も条件付きです。液性は製品ラベルで確かめ、使ったあとは水道水で十分に洗い流します。

アルカリ電解水は「二度拭き不要」をうたう製品がありますが、外壁はケイミューの手入れ冊子のとおり、洗剤で洗ったあとに水道水で十分に洗い流す前提で考えてください。外壁材メーカーの手入れ方法に「洗い流さなくてよい」という例外は書かれていません。液性の強さは製品ごとに違うので、ラベルの液性表示と「使えない物」の欄を先に読みます。セスキ炭酸ソーダなど、ほかのアルカリ性の掃除用品も同じ考え方で扱います。

手持ちの洗剤はラベルの「液性」で見分ける

家にある洗剤が外壁に使えるかは、容器の裏にある「液性」の表示で判断します。中性なら第一候補です。

住宅用の洗浄剤などの液性は、消費者庁の雑貨工業品品質表示規程で表示の区分が決まっています。pH6.0以上8.0以下が「中性」、8.0を超え11.0以下が「弱アルカリ性」、11.0を超えると「アルカリ性」、3.0以上6.0未満が「弱酸性」、3.0未満が「酸性」です。下の図は、この区分の上に、この記事で扱う洗剤を置いたものです。

洗剤の液性の区分(消費者庁の表示規程)酸性弱酸性中性弱アルカリ性アルカリ性pH3.06.08.011.0食器用の中性洗剤 ◎カインズ外壁汚れ用洗剤強力カビハイター× 外壁に使わない重曹・アルカリ電解水=アルカリ側 △クエン酸・お酢・酸性洗剤=酸性側 ×◎第一候補 △条件付き ×外壁の代用に使わない(製品の位置はラベルの液性表示による)

重曹とアルカリ電解水は、製品や溶かす濃さで強さが変わるため、図では区分の中に置かず「アルカリ側」としました。迷ったら容器のラベルを見て、中性と書かれたものを選んでください。

ラベルで見る3か所(液性・用途・使えない物)

ラベルでは液性のほかに、用途と「使えない物」の欄を見ます。外壁やアルミが書かれていれば使いません。

ニチハとケイミューは、手入れに使う洗剤を「中性洗剤」と書いており、台所用か浴室用かは指定していません。ただしニチハは、洗剤に記載の使用方法と注意に従うよう求めているので、ラベルの用途と「使えない物」の欄も読みます。たとえばカインズの外壁汚れ用洗剤は、アルミ製品と染み込む素材には使えないと書いています。窓枠や雨どいの金具など、外壁のまわりにアルミや金属の部材がある場合は、かかりそうな場所を先に養生してください。

混ぜてよいかもラベルの表示で確かめる

「まぜるな危険」の表示がある洗剤は、ほかの洗剤と一緒に使いません。外壁でも浴室と同じ扱いです。

消費者庁の表示規程では、酸性の製品と混ざって塩素ガスが一定量以上出る洗剤に「まぜるな危険」の表示が求められます。外壁を洗うときに複数の洗剤を試すと、同じ面に違う洗剤が残りやすくなります。洗剤を替える前には、前の洗剤を水道水で洗い流してください。

外壁に使ってはいけない洗剤と道具

塩素系のカビ取り剤、シンナーなどの溶剤、研磨剤入りの洗剤、硬いブラシや金属タワシは外壁の代用に使いません。

外壁材メーカーと洗剤メーカーの案内から、使わないものを表にまとめました。

使わないもの 理由 出典
塩素系のカビ取り剤・漂白剤(ハイターなど) 漂白作用のある薬剤は窯業系サイディング自体を傷める危険。強力カビハイターの用途は浴室 ニチハ/花王
酸性の洗剤(クエン酸・お酢・酸性洗剤) 外壁材メーカーの手入れ方法に無い。塩素系と混ざると有害なガスが出る ニチハ・ケイミュー/花王
シンナーなどの溶剤 外壁の手入れに使ってはいけないものとして挙げられている ケイミュー
研磨剤入りの洗剤・金属タワシ・硬いブラシ 外壁の表面を傷つける 菊水化学工業・ケイミュー・ニチハ
高圧水・スチームによる洗浄 塗膜に悪影響を及ぼすおそれがある ニチハ・ケイミュー

自動車や機械の部品を洗うパーツクリーナーも、溶剤を使った製品なら外壁には使いません。成分表示に溶剤の名前があるかを見てください。

塩素系のカビ取り剤を代用しない理由

外壁材メーカーのニチハが、漂白作用のある薬剤はサイディング自体を傷める危険があると注意しているためです。

ニチハは、漂白作用のある薬剤を使えばカビ跡は残りにくいとしたうえで、窯業系サイディング自体を傷めてしまう危険性があると書いています。花王の強力カビハイターは、液性がアルカリ性で用途は浴室です。アルミ・ホーロー・真ちゅうなどの金属やしっくい壁には使えないと表示されています。塗装面については、塗料メーカーの菊水化学工業が苔・藻・カビに塩素系洗剤を挙げているので、扱いは外壁材や塗装の種類で変わります。ただ、家にある洗剤で代用するという前提では、塩素系はすすめません。

酸性の洗剤と塩素系を混ぜると塩素ガスが出る

塩素系の洗剤と、酸性の洗剤・お酢・アルコールが混ざると有害なガスが出ます。外壁でも同じ場所で使いません。

花王は強力カビハイターについて、必ず単独で使い、酸性タイプの製品や食酢・アルコールなどと混ざると有害なガスが発生して危険だと注意しています。大阪府の解説によると、塩素は空気より重いため床面近くに漂います。屋外でも、ベランダや建物に囲まれた通路では風が抜けにくいことがあります。2026年2月には、神奈川労働局が清掃作業での洗剤の取り違えから塩素中毒になった事例を挙げ、「まぜるな危険」の確認を呼びかけました。

汚れの種類で洗剤を選ぶ

汚れの種類で効く洗剤は変わります。土ぼこりや泥はねは中性、排気ガスの雨だれはアルカリ側が目安です。

塗料メーカーの菊水化学工業は「塗装面のお掃除方法 外装編」で、汚れの種類ごとに有効な洗剤を挙げています。家にある洗剤で代用する場合の選び方と並べると、次のとおりです。

汚れ 菊水化学工業が挙げる洗剤 家にある洗剤で代用するなら 詳しい記事
土ぼこり・泥はね 中性洗剤 食器用の中性洗剤 ―
虫の跡・鳥のフン 中性洗剤 食器用の中性洗剤 ―
排気ガスの雨だれ・換気フードまわり アルカリ性洗剤 中性洗剤で落ちなければ重曹・アルカリ電解水(試してから) 黒ずみの落とし方
シーリング成分の流出による汚れ アルカリ性洗剤 同上 黒ずみの落とし方
苔・藻・カビ 塩素系洗剤 代用しない。専用のクリーナーを使う コケの落とし方
サビ サビ落とし用洗剤 代用しない ―

苔・藻・カビとサビは、家にある洗剤では代用しにくい汚れです。苔は外壁のコケ取りを自分でする方法、黒い雨だれは外壁の黒ずみの落とし方で詳しく扱っています。

塗料メーカーと外壁材メーカーで扱いが違う点

菊水化学工業は苔・カビに塩素系洗剤を挙げ、ニチハは漂白作用の薬剤がサイディングを傷めると注意しています。

菊水化学工業の資料は、塗装した面の掃除方法です。一方のニチハは、窯業系サイディングの手入れ方法として漂白作用のある薬剤に注意を促しています。自宅の外壁がサイディングなのか、モルタルに塗装した壁なのかで、従う案内が変わります。外壁材がわからない場合や、苔・カビを塩素系で落とすか迷う場合は、自分で判断せず施工した会社か外壁材メーカーに確認してください。

汚れの原因を知りたいときは親記事へ

汚れが出る理由や、場所ごとの汚れ方は、外壁汚れの原因をまとめた記事で解説しています。

この記事は「どの洗剤を使うか」に絞っています。外壁の汚れがなぜ付くのか、北面や換気口のまわりに汚れが集まる理由、汚れの種類ごとの落とし方の全体像は、外壁の汚れの原因と自分で掃除する方法にまとめています。洗剤を選ぶ前に、汚れの種類を見分けておくと迷いません。

ホームセンターで買える外壁用洗剤

家にある洗剤で落ちないときは、ホームセンターの外壁用洗剤を使います。カインズの外壁汚れ用洗剤は弱アルカリ性です。

外壁用と書かれた洗剤は、ホームセンターの掃除用品売り場や、園芸・エクステリア用品の売り場に置かれています。代用洗剤との違いは、外壁で使う前提で使える素材と使えない素材が書かれている点です。

家にある洗剤で落ちない汚れや、2階の壁の汚れは、自分で洗う範囲を決めてから考えるのがおすすめです。
→ 外壁に高圧洗浄機を使うときの注意点と、自分で掃除するデメリット

カインズ 外壁汚れ用洗剤

カインズの外壁汚れ用洗剤は300mlで498円、液性は弱アルカリ性です。アルミ製品には使えません。

カインズの公式通販では、外壁汚れ用洗剤(300ml)が498円で表示されています(2026年10月7日、カインズ公式通販の表示)。液性は弱アルカリ性で、界面活性剤4.6%を含み、水アカ・コケ・排気ガスの汚れが対象です。モルタルやサイディングなどに使える一方、染み込む素材・漆塗り・アルミ製品には使えません。石の材質や塗装の種類によってはシミや変色が起こることがあるため、目立たない所で確かめてから使うよう案内されています。価格と在庫は店舗と時期で変わるので、買う前に確認してください。

コケ・カビ用の専用クリーナー

苔や藻には、外壁用の専用クリーナーを塗って置いておく方法があります。効果が出るまで約2〜4週間です。

ケイミューの手入れ冊子では、専用のクリーナーを塗って放置しておくだけで、約2〜4週間で藻やコケを落とす効果が現れるとしています。ただし、カビには十分な効果が得られない場合があるとも書かれています。専用クリーナーを選ぶときは、ラベルの液性と、使える外壁材の欄を見てください。苔が広い範囲に出ている場合の薬剤の選び方は、苔の記事でまとめています。

代用洗剤で外壁を掃除する手順

代用洗剤での外壁掃除は、天気と養生を整え、上から水をかけ、薄めた洗剤で洗い、水道水で流す順番です。

外壁材メーカーと塗料メーカーの手入れ方法をまとめると、次の5段になります。

1 晴れて風の少ない日に養生2 上から下へ水をかける3 中性洗剤を5〜10倍に薄める4 泡立ててやわらかく洗う5 水道水で流して乾かす出典:ニチハ・ケイミュー・菊水化学工業の外壁の手入れ方法をもとに作成

道具をそろえて養生する

道具は散水ホース、バケツ、やわらかいブラシかスポンジ、雑巾です。晴れて風の少ない日を選びます。

菊水化学工業は、天気が良く風の少ない日に掃除するよう案内しています。ニチハは家庭での手入れには高圧洗浄機ではなく散水ホースが適しているとし、硬いブラシやタワシは外壁を傷つけるおそれがあるとしています。窓まわりや換気口、アルミの部材、植木には洗剤がかからないよう、先に養生するか水で濡らしておきます。隣の家や駐車中の車に水や泡が飛ばない向きも確かめてください。

上から下へ水をかけて汚れを浮かせる

洗う前に、壁全体を上から下へ水で濡らします。下から上へ強い水をかけると目地から水が入るおそれがあります。

ニチハは、壁面全体をあらかじめ水で濡らしたあとで洗剤を使うよう案内しています。散水は必ず上から下に向け、下から上に向けて強い圧力で散水すると、接合部の目地などから漏水するおそれがあるとしています。ケイミューも散水は外壁に対して下向きに行うよう書いています。高い位置は、ホースのノズルを上に向けすぎず、届く範囲で洗ってください。

薄めた洗剤を泡立ててやわらかく洗う

中性洗剤を水で5〜10倍に薄め、よく泡立ててからやわらかいブラシや布で軽くなでるように洗います。

力を入れてこするほど落ちるわけではありません。ニチハは、雑巾ややわらかいブラシで洗剤をよく泡立ててから拭き取る方法を案内しています。洗う範囲は1度に広げすぎず、泡が乾く前に水で流せる広さに区切って進めます。重曹やアルカリ電解水を使う場合は、この段で目立たない所から試してください。

水道水で十分に洗い流して自然乾燥させる

最後に水道水で洗剤を十分に洗い流し、そのまま自然乾燥させます。洗剤を残さないことが大切です。

ケイミューは、洗剤で洗ったあと水道水で十分に洗い流すよう案内しています。上から順に流し、泡が目地や窓枠の下にたまっていないかを見て終わります。菊水化学工業も、掃除のあとは自然乾燥としています。乾いてから見て汚れが残っている場所だけ、同じ手順を繰り返します。

高圧洗浄機は使ってよいか

外壁材メーカーは高圧洗浄を避けるよう案内しています。使う場合も20〜30cm離し、劣化した壁には使いません。

ニチハとケイミューはどちらも、高圧水による洗浄やスチーム洗浄を避けるよう書いています。高圧洗浄機メーカーのケルヒャーは、外壁を洗う場合はノズルと壁の距離を20〜30cm位に保つこと、外壁材の種類によっては高圧洗浄できないものがあることを案内しています。菊水化学工業の資料では、外壁から30cm以上離すよう書かれています。

ケルヒャーは、粉吹き・ひび割れ・シーリングの剥がれなどがある場合は劣化が進んでいるサインで、高圧洗浄は避けるべきだとしています。高圧洗浄機を使う前の確かめ方と注意点は、外壁に高圧洗浄機を使うときの注意点にまとめています。

自分で掃除しないほうがよいケース

2階以上の壁、劣化のサインがある壁、何度洗っても落ちない汚れは、代用洗剤で無理に洗わないほうが安全です。

自分で洗う範囲を決める目安は、次の3つです。

  • 2階以上の高さ:脚立に乗って水と洗剤を使う作業は、足元が濡れて滑りやすくなります
  • 劣化のサイン:触ると白い粉が付く、ひび割れがある、シーリングが剥がれている壁は、ケルヒャーも高圧洗浄を避けるべきとしています
  • 何度洗っても落ちない汚れ:苔・カビが根を張っている、汚れが塗膜の内側に染みているなど、洗剤を替えても落ちない状態です

こうした場合は、洗剤の強さを上げるより、壁の状態を見てから洗い方を決めるほうが外壁を傷めません。業者に頼む場合の費用の目安は、外壁洗浄の費用相場で解説しています。

外壁の汚れを見てほしい方へ

クリリーンは、埼玉県と東京都で外壁洗浄を行っています。外壁材と汚れの種類を現地で確かめ、壁を傷めない洗い方と見積もりをお出しします。料金の目安は外壁洗浄の料金、ご相談はお問い合わせ(見積無料)からどうぞ。

よくある質問

Q. ハイターを水で薄めれば、外壁の洗剤として使えますか。

A. 代用品としてはすすめません。ニチハは漂白作用のある薬剤が窯業系サイディング自体を傷める危険があると注意しており、花王の強力カビハイターの用途は浴室です。苔やカビが気になる場合は、外壁用の専用クリーナーを使うか、外壁材メーカーや施工した会社に確認してください。

Q. マジックリンなどの住居用洗剤は外壁に使えますか。

A. ラベルの液性を見て決めます。中性と書かれていれば、外壁材メーカーが手入れに挙げる中性洗剤にあたります。弱アルカリ性やアルカリ性の住居用洗剤は、外壁材メーカーの手入れ方法には出てきません。使う場合は、ラベルの用途と「使えない物」の欄で外壁やアルミが外されていないかを確かめ、目立たない所で試し、水道水で十分に洗い流してください。

Q. アルカリ性の洗剤が、窓枠のアルミにかかってしまったらどうすればよいですか。

A. 乾く前に水道水で洗い流してください。カインズの外壁汚れ用洗剤も花王の強力カビハイターも、アルミ製品には使えないと表示しています。洗い流したあと、その製品のラベルにある注意や処置の欄を読み、変色が残る場合はサッシのメーカーか施工した会社に相談してください。

Q. 浴室用のカビ取り剤を外壁に使ってしまいました。どうすればよいですか。

A. 水道水で十分に洗い流し、その場所の近くでは酸性の洗剤やお酢を使わないでください。花王は強力カビハイターを必ず単独で使うよう注意しており、酸性タイプの製品や食酢などと混ざると有害なガスが出ます。洗い流したあとに変色や色あせが残る場合は、外壁材メーカーか施工した会社に相談してください。

Q. 重曹とクエン酸を組み合わせて外壁を洗ってもよいですか。

A. 外壁では組み合わせる必要はありません。外壁材メーカーが手入れに挙げているのは中性洗剤で、酸性のクエン酸は入っていません。重曹を使う場合も単独で、目立たない所で試し、水で十分に洗い流してください。塩素系の洗剤を使った場所の近くでは、酸性のものを使わないでください。

Q. タイルや石材の外壁にも、同じ洗剤を使えますか。

A. 同じとは限りません。カインズの外壁汚れ用洗剤は、モルタルやサイディングなどに使える一方、染み込む素材には使えず、石の材質や塗装の種類によってはシミや変色が起こると表示しています。タイルや石材の外壁は、先に外壁材メーカーか施工した会社の手入れ方法を確かめ、目立たない所で試してください。

参考情報

記事監修者

記事監修者

齋藤 誠
(外壁洗浄専門店クリリーン 代表)

外壁洗浄専門店クリリーンの代表を務める、齋藤 誠(さいとう まこと)です。外壁洗浄・外壁塗装の分野で11年の実務経験を持ち、これまでに累計1,000件以上の施工に携わってきました(2026年時点)。
もともとは外壁塗装の職人として現場に立ち、住まいを守るためのメンテナンスに取り組んできました。その経験のなかで、外壁洗浄が果たす役割の大きさを実感しています。
外壁洗浄には美観を整える目的もありますが、それだけではありません。外壁に発生したカビやコケは乾きにくく、放置すると住まいの劣化を早める恐れがあります。ブラシや薬液による洗浄で汚れを取り除くことは、外壁の劣化を少しでも遅らせることにつながると考えています。
こうした考えのもと、クリリーンでは外壁材や汚れの種類に応じた適切な洗浄を提案しています。

→ 監修者プロフィールの詳細はこちら

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